PaaSとは?ぱーす
略語の意味
PaaS=Platform as a Service
アプリを作って動かすための土台(OS や、データを整理してためておき必要なときに取り出せる仕組みのデータベースなど)を、インターネット経由のサービスとして借りて使う形
- Platform
- 土台
- as
- 〜として
- Service
- サービス
PaaSとは、アプリケーションを開発・実行するためのプラットフォーム(OSやミドルウェア、データベースなどの実行基盤)を、インターネット経由でサービスとして提供する形態。ミドルウェアは、OSとアプリの間で働き、データベースの管理など多くのアプリに共通する機能を受け持つソフトのこと。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
自社の業務アプリを作りたくても、それを動かす環境の準備と日々の更新には専門の人手が要り、小さな会社や部署には重い負担になる。環境づくりと維持は借りてしまい、自分たちはアプリの中身に専念できれば、人手が少なくても業務アプリを使い始められる。この形がPaaSとして提供されている。
具体例
自社でOSやミドルウェアを構築せずに、クラウド事業者が用意した開発・実行環境上で独自のアプリケーションを開発・稼働させる。
試験での引っ掛け
SaaS(Software as a Service:完成したソフトウェア機能を提供)・PaaS(Platform as a Service:開発・実行基盤を提供)・IaaS(Infrastructure as a Service:サーバーやネットワークなどの機械側の土台を提供)の3階層の違いを問う設問が頻出。
関連用語
出た過去問
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問5(IPA)解説で登場
自社で利用する購買システムの導入に当たり,外部サービスであるSaaSを利用した事例はどれか。
正解:サービス事業者から提供される購買業務アプリケーションのうち,自社で利用したい機能だけをインターネット経由で利用する。
要点:SaaSはアプリ、PaaSは基盤、IaaSはインフラを借りる
クラウドの提供形態は、アプリケーションまで提供するSaaS、実行基盤(OSやミドルウェア)まで提供するPaaS、サーバやストレージなどのインフラを提供するIaaSに分かれる。業務アプリの機能をそのままネット経由で使う形態がSaaSである。自社設備を事業者施設に置くのはハウジングであり、クラウドサービスではない。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)解説で登場
SaaSの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:利用者に対して、アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要なときに、ネットワーク経由で提供する。
要点:SaaSはアプリ、PaaSは基盤、IaaSはハード資源を提供
クラウドの提供形態は、提供される層の違いで区別される。SaaSはアプリケーションソフトウェアそのものを、利用者が必要な機能だけ必要なときにネットワーク経由で使える形で提供する形態である。利用者はインストールや基盤の管理をせずに済む点が特徴となる。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問9(IPA)解説で登場
“クラウドコンピューティング”に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:コンピュータ資源の提供に関するサービスモデル
要点:クラウドは資源をネット越しに使うサービスモデル
クラウドコンピューティングは、サーバやストレージ、ソフトウェアといった情報資源を自前で保有せず、ネットワーク越しに必要な分だけ利用する形態を指す。提供範囲に応じてSaaS・PaaS・IaaSなどに分類され、いずれも資源の提供の仕方に関するサービスモデルである。通信規約や開発手法とは別の概念である。
出典・参考
公式シラバスの3 システム戦略 > 20. ソリューションビジネス > (2) ソリューションの形態に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。