MVPとは?えむぶいぴー
略語の意味
MVP=Minimum Viable Product
新しい商品の考えが当たっているかを確かめるために、最低限の機能だけで作った試しの製品
- Minimum
- 最小限の
- Viable
- 実際に使える・成り立つ
- Product
- 製品
MVP(Minimum Viable Product、実用最小限の製品)は、新しい事業や製品の考え(仮説)が当たっているかを確かめるために、必要最小限の機能だけを備えて素早く市場に出す試作品。リーンスタートアップ(小さく作って市場に出し、顧客の反応から学んで改良を素早くくり返す新規事業の進め方)という進め方の中で使われ、顧客の反応を測って学び、方向転換(ピボット)するか続けるかを判断する。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
新しい事業は、完成させてから出して誰にも使われなければ、作った分の費用が丸ごと無駄になる。そこで、完成を待たずに最小限の形で先に出し、本当に求められているかを客の反応で確かめてから作り足す進め方が生まれた。裏側を当面は手作業で代用して試す、という割り切りも含まれる。
具体例
Dropboxは、製品が完成する前に使い方の説明動画だけを公開し、利用登録の数で需要があるかを確かめた。社内で新しい予約サービスを考えるときに、まず申込みフォームだけを作って、裏の手続きは当面人手でこなし、申込みが集まるかを見るのもMVPの考え方にあたる。
試験での引っ掛け
MVPは「安く作った試作品」ではなく、「仮説を確かめられる最小限の製品」。また反応が悪かったときのピボットは撤退や中止ではなく、学んだ結果をもとにした方向転換。最初に完璧な計画を立ててから全機能を作り込む進め方とは逆の発想になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問1(IPA)解説で登場
新しいビジネスモデルや製品を開発する際に、仮説に基づいて実用に向けた最小限のサービスや製品を作り、短期に顧客価値の検証を繰り返すことによって、新規事業などを成功…
正解:リーンスタートアップ
要点:リーンスタートアップはMVPで仮説検証を高速に繰り返す手法
リーンスタートアップは、必要最小限の機能だけを備えた試作品(MVP)を素早く市場に出し、顧客の反応を測って学習し、方向転換(ピボット)するか継続するかを判断するサイクルを高速に回す事業開発手法である。「構築→計測→学習」のループを短期間で繰り返すことで、需要のない製品に資源を投じる失敗を早期に減らせる点が特徴。仮説検証を繰り返すという設問の説明はこの手法の定義そのものである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。