開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)とは?
開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)とは、ソフトウェア開発の進め方の分類。ウォーターフォールモデルは要件定義・設計・実装・テストを順番に進め原則後戻りしない。アジャイル開発は短い期間(イテレーション)で設計・実装・テストを繰り返し、変化に柔軟に対応する。スパイラルモデルはリスクの高い部分から段階的に試作(プロトタイプ)を繰り返して精度を上げていく。
ITパスポートの過去問では19回出題されています(2013年度〜2026年度)。
かいはつもでる
開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)の意味
ソフトウェア開発の進め方の分類。ウォーターフォールモデルは要件定義・設計・実装・テストを順番に進め原則後戻りしない。アジャイル開発は短い期間(イテレーション)で設計・実装・テストを繰り返し、変化に柔軟に対応する。スパイラルモデルはリスクの高い部分から段階的に試作(プロトタイプ)を繰り返して精度を上げていく。
開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)の具体例
要件が固まっている大規模基幹システムの開発ではウォーターフォールが選ばれやすく、要件変更が多いWebサービス開発ではアジャイル(スクラムなど)が選ばれやすい。
開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)は試験でどう引っ掛けられる?
アジャイル開発の代表的な手法である「スクラム」(短いスプリントで開発を繰り返す)の用語(プロダクトバックログ、スプリント、デイリースクラムなど)と混同しやすい。
開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)と関連する用語
開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル・スパイラル)が出た過去問
ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、上流工程から順に工程を進めることにする。要件定義、システム設計、詳細設計の工程ごとに完了判定を行い、最後にプログラミングに…
正解:ウォータフォールモデル
要点:ウォータフォールは工程を順送りし完了判定して次へ進む
ウォータフォールモデルは、要件定義から設計、プログラミング、テストへと工程を順に進め、各工程の完了を判定してから次へ移る開発モデルである。問題文の進め方はこの特徴と一致する。試作や反復を伴う他のモデルとは、後戻りを前提としない点で異なる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問34(IPA)図のように、改良及び機能追加を繰り返すことによって利用者の要求の変動に柔軟に対処したシステム開発を行う開発モデルはどれか。
正解:スパイラルモデル
要点:スパイラルモデルは工程の反復で改良を重ねる開発方式
スパイラルモデルは、システムを複数の部分に分け、分析から評価までの工程を繰り返しながら、機能を追加・改良して完成に近づけていく開発モデルである。各回の評価結果を次の反復に反映できるため、要求の変化に柔軟に対応しやすい。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問42(IPA)システム開発の初期の段階で,ユーザと開発者との仕様の認識の違いなどを確認するために,システムの機能の一部やユーザインタフェースなどを試作し,ユーザや開発者がこれ…
正解:プロトタイピング
要点:プロトタイピングは試作品で認識の食い違いを早期に潰す
プロトタイピングは、開発の早い段階で画面や主要機能の試作品を作り、利用者に実際に触れてもらって評価を受ける手法である。文書だけでは伝わりにくい認識の食い違いを早期に洗い出せるため、要求が固まりきらない場合に有効となる。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)ソフトウェア開発モデルの一つであるウォータフォールモデルの記述として、適切なものはどれか。
正解:システム開発の工程を段階的に分割し、前工程の成果物に基づいて後工程の作業を順次進めていく手法である。
要点:ウォータフォールは工程を順に進め手戻りを前提としない
ウォータフォールモデルは、要件定義・設計・製造・テストといった工程を順に区切り、前の工程の成果物を確定させてから次へ進める開発手法である。工程ごとに成果物と進捗が明確で管理しやすい反面、後の工程で要件の誤りが判明すると手戻りが大きくなる。試作品で要求を固めるプロトタイピングや、反復して作り込むスパイラルモデルとの違いを押さえたい。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問32(IPA)ソフトウェア開発モデルには,ウォータフォールモデル,スパイラルモデル,プロトタイピングモデル,RADなどがある。ウォータフォールモデルの特徴の説明として,最も適…
正解:開発工程ごとの実施すべき作業が全て完了してから次の工程に進む。
要点:ウォータフォールは工程完了後に次工程へ進む
ウォータフォールモデルは、要件定義・設計・実装・テストといった工程を順に進め、前の工程の成果物を確定させてから次へ進む開発モデルである。工程の区切りが明確で管理しやすい半面、後戻りの負担が大きい。反復や試作を前提とする他のモデルとはこの点が異なる。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。