運用テスト(受入テスト)とは?
運用テスト(受入テスト)とは、システムを実際の業務環境や利用者の視点で使ってみて、業務上の要求を満たしているかを利用者・発注者側が主体となって確認する最終段階のテスト。合格すれば本稼働に移る。
ITパスポートの過去問では8回出題されています(2009年度〜2021年度)。
うんようてすと
運用テスト(受入テスト)の意味
システムを実際の業務環境や利用者の視点で使ってみて、業務上の要求を満たしているかを利用者・発注者側が主体となって確認する最終段階のテスト。合格すれば本稼働に移る。
運用テスト(受入テスト)の具体例
発注者側の担当者が、実際の業務手順に沿ってシステムを操作し、日常業務に問題なく使えるかを確認する。
運用テスト(受入テスト)は試験でどう引っ掛けられる?
システムテストは開発側、運用テストは利用者側が主体という主体の違いが問われやすい。
運用テスト(受入テスト)と関連する用語
運用テスト(受入テスト)が出た過去問
あるシステムの開発において、単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストの順にテストを実施することにした。システムテストのテストケースの作成者として適切な…
正解:外部設計の担当者
要点:システムテストは外部設計と対応しその担当者が作成する
テストは設計工程と対応させて実施する。単体テストは内部設計・詳細設計、結合テストは方式設計、システムテストは外部設計(システムの外から見た振る舞いの設計)、運用テストは要件や実業務にそれぞれ対応する。したがってシステムテストのテストケースは、外部設計の担当者が作成するのが適切である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)入力と出力だけに着目して様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを確認していく、システムの内部構造とは無関係に外部から見た機能について検証するテス…
正解:ブラックボックステスト
要点:ブラックボックステストは内部構造を見ず入出力の仕様適合を確認
ブラックボックステストは、プログラムの内部構造を見ずに、仕様書で定めた入力に対して期待どおりの出力が得られるかという外部から見た振る舞いだけを検証する手法である。同値分割や限界値分析でテストデータを設計する。これに対しホワイトボックステストは内部の処理経路に着目する手法で、結合テストや運用テストはテストの工程区分を表す言葉である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)システム開発プロセスを要件定義、外部設計、内部設計、プログラミングに分け、テストの種類を運用テスト、結合テスト、システムテスト、単体テストに分けたとき、図のa〜…
正解:a:結合テスト b:システムテスト c:運用テスト
要点:V字モデルは設計工程と対になるテストが決まる
V字モデルでは、開発工程とテスト工程が対になる。プログラミングは単体テスト、内部設計は結合テスト、外部設計はシステムテスト、要件定義は運用テストと対応し、下から上へ順に検証範囲が広がる。したがってaは結合テスト、bはシステムテスト、cは運用テストになる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問48(IPA)証券業を営むA社は、システムベンダのB社に株式注文システム構築プロジェクトを委託している。当該プロジェクトの運用テストにおいて、A社が定めている“株式注文時の責…
正解:業務要件の定義
要点:業務のルールは業務要件定義で洗い出すのが原則
承認手続やその例外の扱いは、業務そのもののルールであり、システムをどう作るか以前に決めておくべき事項である。システム開発の上流では、まず業務要件定義で業務の流れ・ルール・体制を明確にし、それを受けてシステム要件、ソフトウェア要件へと具体化していく。今回の不良は業務ルールが発注側から示されていなかったことが原因なので、最初の業務要件定義の段階で明らかにすべきだった。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)システム開発の各工程で実施する内容について、適切なものはどれか。
正解:外部設計では画面や帳票の項目を検討する。
要点:外部設計では画面や帳票など利用者に見える部分を決める
外部設計は、利用者から見えるシステムの姿を決める工程で、画面のレイアウトや入力項目、帳票の様式などを検討する。設計書のレビューや机上での確認は設計工程で行う作業、内部処理の詳細は内部設計、利用者による操作確認は受入テストで行う。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問49(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。