ブラックボックステストとは?
ブラックボックステストとは、プログラムの内部構造は考慮せず、入力に対して仕様どおりの出力が得られるかという外部から見た振る舞いに着目するテスト技法。
ITパスポートの過去問では8回出題されています(2009年度〜2022年度)。
ぶらっくぼっくすてすと
ブラックボックステストの意味
プログラムの内部構造は考慮せず、入力に対して仕様どおりの出力が得られるかという外部から見た振る舞いに着目するテスト技法。
ブラックボックステストの具体例
年齢を入力すると「大人」「子供」を判定する機能に対し、内部のロジックを見ずに、様々な年齢を入力して正しい判定結果が返るかを確認する。
ブラックボックステストは試験でどう引っ掛けられる?
内部構造に着目するホワイトボックステストとの対で問われる。命令網羅・分岐網羅はホワイトボックス側、同値分割・限界値分析はブラックボックス側、という技法の振り分けを覚えておくと迷わない。
ブラックボックステストと関連する用語
ブラックボックステストが出た過去問
入力と出力だけに着目して様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを確認していく、システムの内部構造とは無関係に外部から見た機能について検証するテス…
正解:ブラックボックステスト
要点:ブラックボックステストは内部構造を見ず入出力の仕様適合を確認
ブラックボックステストは、プログラムの内部構造を見ずに、仕様書で定めた入力に対して期待どおりの出力が得られるかという外部から見た振る舞いだけを検証する手法である。同値分割や限界値分析でテストデータを設計する。これに対しホワイトボックステストは内部の処理経路に着目する手法で、結合テストや運用テストはテストの工程区分を表す言葉である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問42(IPA)プログラムの品質を検証するために、プログラム内部のプログラム構造を分析し、テストケースを設定するテスト手法はどれか。
正解:ホワイトボックステスト
要点:内部構造からケースを作るのがホワイトボックス、仕様からがブラックボックス
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造や分岐・ループの流れを分析し、命令や分岐が漏れなく実行されるようにテストケースを設計する手法である。これに対しブラックボックステストは内部を見ず、入力と出力の関係すなわち仕様どおりかを確認する。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問46(IPA)ホワイトボックステストのテストケース作成に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:プログラムの全ての分岐経路を少なくとも1回実行するようにテストケースを作成する。
要点:ホワイトボックステストは内部の分岐網羅でケースを作る
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造に着目し、命令や分岐がどれだけ実行されたかという網羅の度合いを基準にテストケースを作る技法である。全ての分岐経路を少なくとも1回通す設計は、この考え方に沿った代表的な網羅基準である。入力値の性質から作る技法はブラックボックステストにあたる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問37(IPA)システムテストに参加するAさんは、自部門の主要な取引について、端末からの入力項目と帳票の出力項目を検証用に準備した。Aさんが実施しようとしているテスト技法はどれ…
正解:ブラックボックステスト
要点:入出力だけで仕様適合を確認するのがブラックボックステスト
入力する項目と、その結果として出力される帳票の内容だけを対照して確認する方法は、プログラムの内部構造を見ずに仕様どおりの結果が得られるかを確かめるブラックボックステストに当たる。業務部門の担当者が業務仕様の観点から実施するテストとして適している。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問44(IPA)開発者Aさんは、入力データが意図されたとおりに処理されるかを、プログラムの内部構造を分析し確認している。現在Aさんが行っているテストはどれか。
正解:ホワイトボックステスト
要点:内部構造を見て設計するのはホワイトボックステスト
プログラムの内部構造、すなわち分岐や命令の流れを分析してテストデータを決める方式をホワイトボックステストという。内部を見ずに入力と出力の対応だけを確認するブラックボックステストと対をなす。システムテストは完成したシステム全体を対象とする工程、トップダウンテストは上位モジュールから順に結合していく方式で、いずれも観点が異なる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問34(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。