論理演算(AND・OR・NOT・XOR)とは?ろんりえんざん
論理演算(AND・OR・NOT・XOR)とは、真(1)と偽(0)の2つの値だけを扱う演算で、AND・OR・NOT・XORが基本形。ANDは両方が真のときだけ真、ORはどちらか一方でも真なら真、NOTは真と偽を入れ替え、XOR(排他的論理和)は2つの値が食い違うときだけ真になる。
最終更新:2026-10-10
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電気が流れる・流れないという2つの状態しか区別できない回路の上で計算を組み立てるには、判断を真偽の組み合わせに置き換えるしかなかった。この演算は機械の内部にとどまらず、条件を絞り込むあらゆる場面に顔を出す。ITパスポートでは真理値表を読ませる基礎理論の問題と、検索条件の組み立てという活用の両方から問われる。
具体例
蔵書検索で「経営 AND 会計」と指定すると両方を含む本だけ、ORならどちらかを含む本まで出る。NOTは「経営 NOT 会計」で会計の本を除く指定にあたる。XORは、2つのスイッチのどちらか一方だけ入っているときに点く階段の照明が身近な例。
試験での引っ掛け
ORとXORの取り違えが定番で、両方とも真のときORは真になるがXORは偽になる。日本語の「または」は日常では片方だけを指すことが多いので、迷ったら真理値表を書いて確かめる。ANDは条件を足すほど結果が減り、ORは増えるという向きも押さえておく。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問68(IPA)
任意の8ビットのデータXと、8ビットのデータ00001111をビットごとに排他的論理和をとった結果はどれか。ここで、各1ビットのデータAとデータBの排他的論理和…
正解:Xの上位4ビットはそのままで、下位4ビットすべての0,1が反転する。
要点:排他的論理和は0との演算で保存、1との演算で反転する
排他的論理和は、0との演算では元の値がそのまま残り、1との演算では0と1が反転するという性質をもつ。00001111は上位4ビットが0、下位4ビットが1なので、Xの上位4ビットは変化せず、下位4ビットだけが反転する。特定のビットだけを反転させたいときによく使われる手法である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問82(IPA)
真理値表に対応する論理演算はどれか。
正解:AND
要点:両方1のときだけ1になるのがAND(論理積)
示された表では、二つの入力がともに1のときだけ出力が1になり、それ以外はすべて0である。これは両方の条件が成立したときにだけ真となる論理積、すなわちANDの動作である。少なくとも一方が1なら1になるOR、片方だけが1のときに1になるXORとは出力が異なる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問64(IPA)
次の真理値表で示される入力x、yに対する出力zが得られる論理演算式はどれか。
正解:NOT(x OR y)
要点:両方0のときだけ1になる演算はNOR=NOT(x OR y)
表では、xとyがともに0のときだけ出力が1で、どちらか一方でも1なら出力は0になっている。これは「xまたはy」が成り立たないときに限り1になるということなので、ORの結果を反転したNOR、すなわちNOT(x OR y)で表せる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問79(IPA)
8ビットの2進データXと00001111について、ビットごとの論理積をとった結果はどれか。ここでデータの左方を上位、右方を下位とする。
正解:上位4ビットが全て0になり、Xの下位4ビットがそのまま残る。
要点:論理積でのマスクは1の位置だけ残り0の位置は消える
論理積は、両方が1のときだけ1になる演算である。00001111と組み合わせると、上位4ビットは相手の値にかかわらず0になり、下位4ビットは元の値がそのまま残る。特定の位置だけを取り出すこの使い方をマスクと呼ぶ。
出典・参考
公式シラバスの7 基礎理論 > 33. 離散数学 > (3) 論理演算に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。