携帯情報端末とは?けいたいじょうほうたんまつ
携帯情報端末とは、持ち運んで使うことを前提に作られた小型のコンピュータで、スマートフォンやタブレット端末、電子辞書、業務用のハンディ端末などが該当する。電池で動き無線で通信する点が、電源と回線につないだまま使う据置きのPCと違う。電子辞書や業務用ハンディ端末のように機能を絞った機器は、特定の機能のために機器の中にコンピュータを組み込んだもの(組込みシステム)の例として扱われることがある。
最終更新:2026-10-10
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予定表や住所録を持ち歩くには紙の手帳しかなく、データの確認や計算は職場のPCへ戻ってから、というのが以前の働き方だった。半導体と電池が小型化し、手のひらに収まる大きさでも実用的な処理ができるようになったことで、外出先でその場に情報を入れて確かめる仕事の進め方が可能になった。持ち歩く前提なので、紛失・盗難への備えが業務利用の条件になる。
具体例
Appleの「iPhone」やカシオ計算機の電子辞書、宅配便のドライバーが持つ配達端末が携帯情報端末にあたる。ヤマト運輸のドライバーは端末で荷物のバーコードを読み、その場で配達状況を登録する。端末が事務所側のシステムとつながることで、帰社後の伝票入力という作業がなくなった。
試験での引っ掛け
コンピュータの分類問題では携帯端末の側に置き、PCには含めない。ノートPCは持ち運べてもPCに分類される点が違う。また私物の端末を業務に使うことはBYOD(Bring Your Own Device)と呼ばれ、会社が業務用の端末をまとめて管理する仕組み(MDM:Mobile Device Management)と合わせて別の論点として問われる。名前が似ていても指す範囲が違う。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問85(IPA)
【中問A:商品開発プロジェクトに関する記述】N社は、携帯情報端末用アプリケーションソフトウェア(以下、携帯アプリという)の商品開発プロジェクトを、4月1日に社外…
正解:10
要点:コミュニケーション経路数はn×(n-1)÷2で求める
n人が互いに1対1で連絡を取り合うときの経路数は、n人から2人を選ぶ組合せの数、すなわちn×(n-1)÷2で求められる。参加前の4人では4×3÷2=6で問題文の値と一致し、1名増えて5人になると5×4÷2=10となる。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)
BYODに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:企業の業務に、従業員が私物の携帯情報端末を許可を得た上で利用すること
要点:BYODは私物端末を会社の許可を得て業務に使うこと
BYODはBring Your Own Deviceの略で、従業員が個人所有のスマートフォンやPCを、会社の承認のもとで業務に使う考え方を指す。端末調達費を抑えられる半面、情報漏えいや私物と業務データの混在といったリスクがあるため、利用規程やMDM(会社が社員の端末を一括で管理する仕組み)による管理が前提となる。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 17. IoT システム・組込みシステム > (2) 組込みシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。