揮発性メモリ・不揮発性メモリとは?
揮発性メモリ・不揮発性メモリとは、揮発性メモリは、電源の供給が止まると記憶していたデータが消えてしまう性質を持つメモリであり、主記憶装置として使われるRAM(DRAM)が代表例である。処理速度は速いが、電源が切れると内容が失われるため、作業中のデータを一時的に保持する用途に使われる。不揮発性メモリは、電源を切ってもデータが消えずに保持され続ける性質を持つメモリであり、ROMやSSD・USBメモリに使われるフラッシュメモリがこれにあたる。長期的にデータを保存しておく必要がある補助記憶装置には、この不揮発性メモリの性質が適している。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2009年度〜2024年度)。
きはつせいメモリ・ふきはつせいメモリ
揮発性メモリ・不揮発性メモリの意味
揮発性メモリは、電源の供給が止まると記憶していたデータが消えてしまう性質を持つメモリであり、主記憶装置として使われるRAM(DRAM)が代表例である。処理速度は速いが、電源が切れると内容が失われるため、作業中のデータを一時的に保持する用途に使われる。不揮発性メモリは、電源を切ってもデータが消えずに保持され続ける性質を持つメモリであり、ROMやSSD・USBメモリに使われるフラッシュメモリがこれにあたる。長期的にデータを保存しておく必要がある補助記憶装置には、この不揮発性メモリの性質が適している。
揮発性メモリ・不揮発性メモリの具体例
パソコンの作業中にRAM(揮発性メモリ)にあったデータは、保存せずに電源を切ると消えてしまうが、SSD(不揮発性メモリ)に保存したファイルは電源を切っても消えずに残る。
揮発性メモリ・不揮発性メモリは試験でどう引っ掛けられる?
「作業中にこまめに保存する」ことが推奨される理由は、主記憶装置に使われるRAMが揮発性メモリであり、停電や電源断でデータが失われてしまうためである点を理解しておく必要がある。
揮発性メモリ・不揮発性メモリと関連する用語
揮発性メモリ・不揮発性メモリが出た過去問
PCに利用されるDRAMの特徴に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:主記憶装置に利用される。
要点:DRAMは揮発性で安価・大容量、主記憶に使われる
DRAMは、記憶素子にコンデンサを用いるため定期的な再書込み(リフレッシュ)が必要な揮発性メモリである。構造が単純で大容量化しやすく単価も低いことから、主記憶装置として広く使われる。速度で勝るSRAMは構造が複雑で高価なため、主にキャッシュメモリに用いられる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)PCのプロセッサ内にあるキャッシュメモリの利用目的はどれか。
正解:主記憶とのアクセス時間を見かけ上短縮することによって、CPUの処理効率を高める。
要点:キャッシュは主記憶アクセスを見かけ上高速化しCPU効率を上げる
キャッシュメモリはCPUと主記憶の間に置かれる高速で小容量の記憶装置で、よく使うデータや命令を一時的に保持する。主記憶より高速にアクセスできるため、平均的なアクセス時間が見かけ上短くなり、CPUが待たされる時間が減って処理効率が上がる。電源を切っても保持するのは不揮発性メモリ、書換え不可はROMの説明である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問69(IPA)フラッシュメモリに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:記憶内容の保持に電力供給を必要としない。
要点:フラッシュメモリは電源不要で内容を保つ不揮発性メモリ
フラッシュメモリは電気的に書換えができる不揮発性の半導体メモリで、電源を切っても記憶内容が保たれる。小型で衝撃に強いため、メモリカードやUSBメモリ、SSDなど幅広く使われている。一度しか書き込めないメモリや、レーザ光を用いる光ディスクとは仕組みが異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問81(IPA)媒体①〜⑤のうち、不揮発性の記憶媒体だけを全て挙げたものはどれか。①DRAM ②DVD ③SRAM ④磁気ディスク ⑤フラッシュメモリ
正解:②, ④, ⑤
要点:DRAM・SRAMは揮発性、光/磁気ディスクとフラッシュメモリは不揮発性
不揮発性とは電源を切っても記録内容が保持される性質である。光ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリはいずれも電源が不要で内容を保持する。一方、DRAMとSRAMは主記憶やキャッシュに使われる半導体メモリで、電源を切ると内容が消える揮発性メモリである。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問58(IPA)DRAM, ROM, SRAM, フラッシュメモリのうち、電力供給が途絶えても内容が消えない不揮発性メモリはどれか。
正解:ROMとフラッシュメモリ
要点:不揮発性はROMとフラッシュ、DRAM・SRAMは揮発性
不揮発性メモリは電源を切っても記憶内容が保持されるもので、ROMとフラッシュメモリがこれにあたる。一方、主記憶に使われるDRAMやキャッシュに使われるSRAMは揮発性で、電力供給が止まると内容が失われる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問63(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。