媒体障害とは?ばいたいしょうがい
媒体障害とは、ハードディスクやSSDなど、データを保存している記憶媒体そのものが壊れ、そこに記録されたデータが読み出せなくなる障害。データベース(データを整理して保存し、複数の人が正しく使える仕組み)で起きる障害の一つで、復旧には、あらかじめ取っておいたバックアップ(データの控え)を戻すことが出発点になる。
最終更新:2026-10-10
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データベースの管理ソフト(DBMS:Database Management System)は、処理の途中で電源が落ちた程度の障害なら、更新の記録(ログ)をたどって自動で元に戻せる。しかしデータを置いている媒体そのものが壊れると、戻す先のデータが失われているので、この仕組みだけでは直せない。障害を種類で分けて考えるのはこのためで、媒体障害に対しては、定期的なバックアップと、データとは別の媒体に置いたログの2つで備える。
具体例
AmazonのクラウドのデータベースサービスAmazon RDSは、毎日自動でバックアップを取り、更新の記録も保存しておく機能を持つ。保存先の機器が壊れても、バックアップを戻したうえでその後の更新の記録を順に当て直せば、障害の直前に近い状態までデータを取り戻せる。
試験での引っ掛け
過去問では「DBMSには障害回復の機能があるので、バックアップは不要」という趣旨の誤りが問われた。DBMSの回復機能があっても、媒体障害に備えたバックアップは必要である。また、処理途中の失敗を取り消すロールバック(処理前の状態に戻すこと)だけでは媒体障害は直らない。更新の記録をデータと同じディスクに置くと、壊れたときに両方を失うので、別の媒体に置くのが原則である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。