利用時の品質(効率性)とは?
利用時の品質(効率性)とは、実際の利用状況で利用者が得る成果に着目した品質モデル。うち効率性は、利用者が目標を正確かつ完全に達成するために費やした資源(時間・労力・費用)の度合いを表す。
ITパスポートの過去問では17回出題されています(2009年度〜2026年度)。
りようじのひんしつ
利用時の品質(効率性)の意味
実際の利用状況で利用者が得る成果に着目した品質モデル。うち効率性は、利用者が目標を正確かつ完全に達成するために費やした資源(時間・労力・費用)の度合いを表す。
利用時の品質(効率性)の具体例
同じ入力作業を、旧システムでは平均8分・新システムでは3分で完了できた、という比較で効率性を評価する。
利用時の品質(効率性)は試験でどう引っ掛けられる?
有効性は「目標を正確・完全に達成できる度合い」で資源は問わない。効率性は「成果に対して費やした資源」。両者の入替えに注意。
利用時の品質(効率性)と関連する用語
利用時の品質(効率性)が出た過去問
内部統制に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:内部統制は、経営者が組織目的の達成について合理的な保証を得るためのマネジメントプロセスである。
要点:内部統制は組織目的の達成に合理的保証を与える経営者の仕組み
内部統制は、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全といった目的の達成について、合理的な保証を得るために組織へ組み込まれる仕組みであり、その整備と運用の責任は経営者にある。絶対的な保証ではなく「合理的な保証」である点が定義の要点である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問49(IPA)システム監査人の役割はどれか。
正解:組織体の情報システムを独立した専門的な立場で検証又は評価する。
要点:システム監査人は独立した立場で情報システムを検証・評価する
システム監査人は、被監査部門から独立した立場で情報システムの信頼性・安全性・効率性などを点検し、客観的に検証・評価して助言や勧告を行う役割を担う。独立性と客観性が前提なので、自ら運用・開発・戦略立案に関与する立場ではない。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問44(IPA)ソフトウェアの品質評価の基準である品質特性には、機能性、信頼性、使用性、効率性などがある。機能性に関するテストとして、適切なものはどれか。
正解:使用目的や要件に従って正しく動作することを検証する。
要点:機能性は要件どおり正しく動くかを見る品質特性
品質特性のうち機能性は、必要な機能が備わり、仕様どおりに正しく動作するかという側面を指す。応答時間は効率性、故障からの回復のしやすさは信頼性、操作の分かりやすさは使用性に対応するので、区別して覚えるとよい。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)ある企業では、業務を遂行する上で違法行為や不正、ミスやエラーなどを防止し、組織が健全かつ有効・効率的に運営されるように基準や業務手続を定め、管理・監視を行うこと…
正解:内部統制
要点:内部統制は不正・ミスを防ぐ組織的な仕組み
内部統制とは、業務の有効性と効率性、財務報告の信頼性、法令の遵守、資産の保全を達成するために、組織自らが基準や手続を定めて運用・監視する仕組みである。不正やミスを未然に防ぎ、起きた場合には早期に発見できるようにすることが目的になる。職務分掌やチェック体制の整備が具体的な手段になる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問38(IPA)会社の情報システムの安全性、信頼性などを第三者が点検、評価し、必要があれば当該第三者が点検、評価の対象者に助言、勧告をするものはどれか。
正解:システム監査
要点:システム監査は独立した第三者による点検・評価と助言・勧告
システム監査は、被監査部門から独立した第三者である監査人が、情報システムの信頼性・安全性・効率性などを点検・評価し、必要に応じて助言や勧告を行う活動である。独立性と客観性が確保されている点が、内部の管理活動との違いになる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。