マスタデータ管理(MDM)とは?
マスタデータ管理(MDM)とは、顧客・商品・組織など複数システムで共通に使う基準データを、全社で一意かつ正確な「唯一の正」として整備・維持する取組み。名寄せ、コード体系の統一、更新責任者(データオーナ)の明確化、他システムへの配信の仕組みまでを含む。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2018年度〜2026年度)。
ますたでーたかんり
マスタデータ管理(MDM)の意味
顧客・商品・組織など複数システムで共通に使う基準データを、全社で一意かつ正確な「唯一の正」として整備・維持する取組み。名寄せ、コード体系の統一、更新責任者(データオーナ)の明確化、他システムへの配信の仕組みまでを含む。
マスタデータ管理(MDM)の具体例
販売・会計・CRMが別々の顧客コードを持つと、同一企業の与信残高を合算できない。全社の顧客マスタを1つ設けて統合IDを振り、各システムには参照専用で配信し、新規登録は名寄せ判定を通ってから採番するという流れに統一する。
マスタデータ管理(MDM)は試験でどう引っ掛けられる?
MDMはツール導入だけでは成立せず、コードの採番・変更を誰が承認するかという運用ルールが本体になる。また日々発生するトランザクションデータの統合とは目的が異なり、対象は変化の少ない基準データに限られる。
マスタデータ管理(MDM)と関連する用語
マスタデータ管理(MDM)が出た過去問
BYODの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業などにおいて、従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして、業務で利用できるようにすること
要点:BYODは私物端末の業務利用。管理策と規程が前提
従業員が個人で所有する情報端末を業務に使う運用形態を指す。端末の調達費用を抑えられ、使い慣れた機器で作業できる利点がある一方、業務データが私物端末に残る、私物端末経由でマルウェアが社内に持ち込まれるといった危険があるため、利用範囲や管理方法を定めた規程とMDMなどの管理策が欠かせない。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問30(IPA)MDM(Mobile Device Management)の説明として、適切なものはどれか。
正解:モバイル端末の状況の監視、リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって、企業システムの管理者による適切な端末管理を実現すること
要点:MDMは業務端末を遠隔ロック・消去等で一元管理する仕組み
業務で使うスマートフォンやタブレットを、管理者が一元的に把握・制御する仕組みである。端末に管理用のソフトを入れて、設定の統一、アプリの配布制限、紛失時の遠隔ロックやデータ消去などを行えるようにする。端末そのものを管理する仕組みであって、端末上のデータだけを扱う仕組みや、私物利用の運用形態とは区別される。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問72(IPA)従業員に貸与するスマートフォンなどのモバイル端末を遠隔から統合的に管理する仕組みであり、セキュリティの設定や、紛失時にロックしたり初期化したりする機能をもつもの…
正解:MDM
要点:MDMはモバイル端末の遠隔管理・ロック・初期化
MDM(Mobile Device Management)は、企業が従業員に貸与するスマートフォンやタブレットを一元的に管理する仕組みである。セキュリティ設定の一括配布のほか、紛失・盗難時に遠隔からロックやデータの初期化(リモートワイプ)を行える。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問76(IPA)BYODに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:企業の業務に、従業員が私物の携帯情報端末を許可を得た上で利用すること
要点:BYODは私物端末を会社の許可を得て業務に使うこと
BYODはBring Your Own Deviceの略で、従業員が個人所有のスマートフォンやPCを、会社の承認のもとで業務に使う考え方を指す。端末調達費を抑えられる半面、情報漏えいや私物と業務データの混在といったリスクがあるため、利用規程やMDMによる管理が前提となる。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。