プログラミング(コーディング)とは?ぷろぐらみんぐ
プログラミング(コーディング)とは、設計で決めた処理の中身を、プログラミング言語の文法に従ってソースコードとして書き起こす工程。開発の流れのうち実際に「作る」段階にあたり、書き上げたプログラム1本ごとの単体テストまでを含めて扱われることが多い。書いたコードは、そのままでは動かず実行できる形式への変換が必要になる。
最終更新:2026-10-10
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コンピュータは日本語の設計書を読めない。人が読み書きできる言葉と、機械が実行できる命令とのあいだを橋渡しするのがプログラミング言語で、この工程はそこへ翻訳する作業にあたる。手前の設計が曖昧なまま入ると全部が作り直しになるため、工程を分けて順に固めていく。ITパスポートでは、この工程が開発の流れのどこに位置するかが問われる。
具体例
保険料の試算画面を作るとき、設計書に「生年月日が未入力なら次へ進ませない」と書かれた条件を、Javaなどの言語で判定の処理として書き、意図どおり止まるかを作った本人が確かめる。この確認までがプログラミングの工程に含まれる。
試験での引っ掛け
工程の並べ替えが定番。要件定義→設計→プログラミング→テストの順で、プログラミングは真ん中より後に来る。ここで作るのは人が読むソースコードで、機械が実行できる形式に変換する作業はコンパイルと呼び分ける点も狙われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問43(IPA)解説で登場
変数の命名規則やコメントの書き方など、プログラムの標準的な記述方式を定める目的として、適切なものはどれか。
正解:ソフトウェアコードの保守性を向上させること
要点:コーディング標準の目的はコードの保守性向上
コーディング標準を定めて命名やコメントの書き方をそろえると、誰が書いたコードでも読み方が同じになり、他の担当者が理解・修正しやすくなる。開発時の品質のばらつきを抑えるとともに、長期にわたる修正や機能追加、すなわち保守性の向上が主な目的である。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)解説で登場
図は開発するソフトウェアの動作ロジックを検討し、その結果を文書化した流れ図の一部である。このような作業を実施するのはソフトウェア開発のどの段階か。
正解:ソフトウェア詳細設計
要点:処理手順を流れ図に具体化するのは詳細設計
入力値の範囲を判定して表示内容を分けるといった処理手順の細部を流れ図に落とす作業は、プログラムをどう作るかを決める段階に属する。すなわちソフトウェア詳細設計であり、この成果物をもとにコーディングと単体テストが行われる。要件定義や方式設計は「何を実現するか」「どんな構成で作るか」を扱い、処理手順の詳細までは踏み込まない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問51(IPA)解説で登場
表計算ソフトのマクロ機能を活用し、製品ごとの営業イベントの成果を分析するプログラムを作成しようとしている。このプログラムのソフトウェア要件定義の作業として適切な…
正解:集計するデータ項目としてどのようなものが必要であるかを洗い出す。
要点:要件定義は必要なデータ項目と機能を洗い出す
ソフトウェア要件定義では、そのソフトウェアが何を実現すべきかを明確にする。分析に必要なデータ項目を洗い出す作業は、扱う情報と機能を決める段階にあたるため要件定義に含まれる。ロジックの検討やコーディング、テストの実施、実データの入力は、いずれもより後の工程や運用時の作業である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問32(IPA)解説で登場
システム開発においてソフトウェア詳細設計の次に行う作業はどれか。
正解:プログラミング
要点:詳細設計の次はプログラミング。設計は上流から段階的に詳細化する
共通フレームの開発プロセスは、システム要件定義→システム方式設計→ソフトウェア要件定義→ソフトウェア方式設計→ソフトウェア詳細設計→プログラミング(コーディング)→テストの順に進む。詳細設計でモジュール内部の処理まで決めたあとは、それをコードに落とすプログラミングが続く。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問40(IPA)
システム開発を、システム要件定義、システム方式設計、ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計の順で実施するとき、ソフトウェア詳細設計で初…
正解:コーディングを行う単位となる個々のプログラムの仕様
要点:詳細設計でコーディング単位のプログラム仕様が確定する
設計は上位から下位へ段階的に詳細化される。ソフトウェア詳細設計は、方式設計で決めた構造をさらに分解し、コーディングの単位となる個々のプログラム(モジュール)の処理内容やインタフェースを定める工程である。必要な機能や応答時間はソフトウェア要件定義、最上位の構造はソフトウェア方式設計、ソフトウェア間のインタフェースはシステム方式設計の段階で決まる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 25. システム開発技術 > (1) システム開発のプロセスに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。