相関係数とは?そうかんけいすう
相関係数とは、2つの資産の値動きがどれだけ同じ方向に動くかを、-1から+1までの数値で表したもの。+1は完全に同じ方向、-1は完全に逆方向、0は関連がないことを示す。-1に近い資産どうしを組み合わせるほど、分散投資によるリスク低減の効果は大きくなる。
FP3級を最短で暗記・合格する →相関係数の具体例は?
国内株式どうしを何銘柄買っても相関が高く、下げ相場では一緒に下がる。値動きの傾向が違う外国債券や金を組み合わせると、株式が下がった局面でも資産全体の落ち込みが浅くなりやすい。
相関係数は試験でどう引っ掛けられる?
相関係数が+1のときは分散投資によるリスク低減効果はまったくない。「+1のほうが効果が大きい」とする出題が定番の誤り。値の範囲も0〜1ではなく-1〜+1である点を押さえる。
相関係数と関連する用語は?
相関係数が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問43(IPA)
異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が( )である場合、分散投資によるリスクの低減効果は最大となる。
正解:-1
要点:相関係数−1で分散効果は最大
相関係数は2つの資産の値動きがどれだけ連動するかを−1から+1で表した数字です。+1は完全に同じ動きで、組み合わせても値動きの幅は変わらず分散効果はゼロ。−1は完全に反対の動きで、片方が下がればもう片方が上がるため値動きを打ち消し合い、リスク低減効果が最大になります。「違う動きをするものを組み合わせる」のが分散投資の本質です。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問43(IPA)解説で登場
ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値( ① )、ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、ポートフォリオに組み入れた…
正解:① となり ② 以下となる
要点:リターンは加重平均、リスクは加重平均以下
ポートフォリオ(複数資産の組み合わせ)の期待収益率は、各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値そのものになります。一方リスク(標準偏差)は、値動きの異なる資産を混ぜると値動きが打ち消し合うため、加重平均した値以下になります。加重平均と等しくなるのは、値動きが完全に同じ方向(相関係数+1)のときだけ。この「リターンは平均どおり、リスクは平均以下」が、分散投資が有利とされる理由です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。