減価償却とは?げんかしょうきゃく
減価償却とは、建物や機械のように長く使う資産の取得費を、買った年に全額経費にせず、使用可能な年数(法定耐用年数)で分けて各年の必要経費にする手続き。個人の所得税では定額法が原則で、建物・建物附属設備・構築物は定額法しか使えない。
FP3級を最短で暗記・合格する →減価償却の具体例は?
賃貸用アパートを2,000万円(建物部分)で建てた大家さん。耐用年数22年なら、毎年およそ90万円ずつを減価償却費として家賃収入から引いていく。現金は出ていかないのに経費になるため、帳簿上の赤字が生まれやすい。
減価償却は試験でどう引っ掛けられる?
土地は時の経過で価値が減らないため減価償却できない。また定率法を選ぶには届出が必要で、届出がなければ定額法。取得価額10万円未満のものは減価償却せず、その年の経費にできる。
減価償却と関連する用語は?
減価償却が出た過去問は?
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問11(IPA)解説で登場
鍋島さんは、所有しているマンションを賃貸している。賃貸マンションに係る当年分の収入および支出等が下記<資料>のとおりである場合、当年分の所得税に係る不動産所得の…
正解:59万円
要点:不動産所得=収入−経費(利息・減価償却も経費)
不動産所得=総収入金額−必要経費です。総収入金額は賃料収入180万円。必要経費は、銀行借入金に係る利息40万円、管理費等46万円、減価償却費35万円で合計121万円です。問題文に「支出等のうち必要経費となるものはすべて当年分の不動産所得に係る必要経費に該当する」とあるので、3つとも差し引きます。よって180万円−121万円=59万円となり、1が正解です。なお借入金の返済のうち元本部分は必要経費になりませんが、利息部分は必要経費になる点を押さえておきます。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。