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組織構造とは?そしきこうぞう

組織構造とは、会社の中で、仕事と権限・責任をどう分けてまとめるかの型。開発・製造・営業のように仕事の種類で分ける職能別組織、製品や地域ごとに利益の責任を持つ単位を置く事業部制組織、その二つを縦と横に重ねたマトリックス組織が基本で、事業部をさらに独立した会社のように扱う社内カンパニー制、目的を果たしたら解散するプロジェクト組織もある。どの型を採るかで、意思決定の速さと専門性の深まり方が変わる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

別名:職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織、組織構造(機能別組織・事業部制・マトリックス組織)、機能別組織・事業部制・マトリックス組織、機能別組織、事業部制

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背景

会社が小さいうちは社長がすべてを見て決められるが、扱う製品や地域が増えると、すべての判断が社長に集まって遅くなる。逆に、現場に任せきりにすると、同じ機能を各部署が別々に抱えて無駄が出る。分け方ごとに利点と弱点が入れ替わるので、事業の広がり方に合わせて型を選び直すことになる。情報システムを扱う部門をどこに置き、CIO(最高情報責任者)が誰に責任を負うかも、この組織構造の中で決まる。

具体例

パナソニックの前身の松下電器は、1933年に製品分野ごとに事業部を置き、それぞれに開発から販売までと利益の責任を任せた。日本で最初期の事業部制として知られる。ソニーは1994年に事業部を独立性の高い「カンパニー」に再編した。配属の場面に置き換えると、職能別の会社なら「営業部」に、事業部制の会社なら「家電事業部の営業担当」に配属される違いになる。

試験での引っ掛け

マトリックス組織では、1人が職能の上司と事業(またはプロジェクト)の上司の2人から指示を受けるので、命令系統が二重になり指示がぶつかりやすい。これを「命令が一元化される」とする選択肢は誤り。事業部制は事業部ごとの独立採算で判断が速いが、各事業部が同じ機能を持つため重複が起きる。職能別組織は専門性が高まる一方、部門をまたぐ調整が経営トップに集まりやすい。階層を減らすフラット型の組織は、意思決定を速めるための階層の浅さの話で、職能別か事業部制かという分け方とは別の軸。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:ストラテジ系
  • マトリックス組織では、1人が職能の上司と事業(またはプロジェクト)の上司の2人から指示を受けるので、命令系統が二重になり指示がぶつかりやすい。