持株会社とは?もちかぶがいしゃ
持株会社とは、グループの頂点に立ち、傘下の会社の株式を持つことでそれらを支配し統括する会社です。事業を一切持たず統括だけに徹する形を純粋持株会社、自らも事業を営みながら他社を支配する形を事業持株会社と呼び分けます。社名の末尾に付く「ホールディングス」が、この形をとっている目印になります。
最終更新:2026-10-09
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事業が増えるほど、全社の方向を決める仕事と、個々の事業を回す仕事が同じ経営陣の机の上で混ざり、目の前の事業の都合が全社の判断を押し切りやすくなります。この二つを別の法人に分けて、上は資源配分と戦略に専念させる形が持株会社です。日本では独占禁止法によって純粋持株会社が長く禁じられており、1997年の改正で解禁されて以降、経営統合や事業再編の受け皿として一気に広まりました。
具体例
セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストアやスーパーなど業態の異なる事業会社を傘下に持ち、自らはグループ全体の戦略と資源配分を担います。各事業会社は別法人として自分の事業に責任を持つため、新たに会社を傘下へ加えたり、事業の組み替えを行ったりしやすくなります。
試験での引っ掛け
事業部制組織と狙いは似ていますが、傘下が別の法人格を持つ会社である点が決定的に違い、責任と権限の切れ目がはっきりします。似た言葉の区別も問われます。会社どうしが互いの株を持ち合うのは株式持合い、株主でない専門経営者に経営を委ねるのは所有と経営の分離であり、いずれも持株会社そのものではありません。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。