安全管理措置(組織的・人的・物理的・技術的)とは?あんぜんかんりそち
安全管理措置(組織的・人的・物理的・技術的)とは、個人情報保護法が個人情報取扱事業者に義務づけている、個人データの漏えい・滅失・毀損を防ぐための措置。責任者と報告体制を定める組織的、教育と誓約による人的、施錠や持出制限による物理的、アクセス制御や暗号化による技術的の4区分で整理され、どれか1つだけでは足りない。
最終更新:2026-10-09
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個人情報の事故は、機器やソフトの不備からだけでなく、持出しのルールが無い・担当者が手順を知らない・名簿を机上に置いたままにする、といった人と運用の穴からも同じくらい起きる。そのため法とガイドラインは、対策を技術だけに閉じさせず、体制・人・場所・システムという4方向から並べて求める形にした。FEでは、示された対策がどの区分に当たるかを仕分ける形で問われる。
具体例
大学の事務室で学生名簿を扱う場面に当てはめると、書庫を施錠して入退室簿を付けるのが物理的、教務システムの閲覧権限を担当職員のIDだけに絞るのが技術的、保護責任者と漏えい時の連絡経路を規程で決めるのが組織的、着任時の研修と守秘の誓約が人的にあたる。
試験での引っ掛け
暗号化やアクセス制御だけを並べた選択肢は、技術的に偏っていて誤りになりやすい。従業者への教育・監督も安全管理措置に含まれ、情報システム部門だけの仕事ではない。なお委託先の監督は安全管理措置とは別に定められた義務なので、同じ枠に押し込んで覚えない。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 2. セキュリティ関連法規 > (4) 個人情報保護法,マイナンバー法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。