一貫性とは?いっかんせい
一貫性とは、トランザクションの実行前後で、データベースが定義された制約を満たす矛盾のない状態に保たれる性質。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
業務データには、業務ごとに守るべき条件があるが、処理の途中や障害の瞬間には一時的に崩れうる。検査を各プログラムの注意に任せると、書き漏らした1本が全体を壊す。そこで制約をデータベース側に持たせ、トランザクションの前後で必ず満たされた状態に保つ性質として整理された。
具体例
借方と貸方の合計が常に一致する、在庫数が負にならない、といった不変条件が崩れない。
試験での引っ掛け
隔離性と役割が違う。一貫性は制約を満たしているかの話、隔離性は同時実行で互いに干渉しないかの話。またACIDの一貫性は単一DB内の制約を指し、データを複数の場所に複製したとき、どこを読んでも同じ値が見えるという意味の一貫性(分散システムでは一貫性・可用性・分断への耐性の3つを同時には満たせないとするCAP定理で使う意味)とは別物。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問29(IPA)解説で登場
RDBMSの機能によって実現されるトランザクションの性質はどれか。
正解:ACID特性
要点:トランザクションの4性質はACID(原子性・一貫性・隔離性・耐久性)
トランザクションが備えるべき性質は、原子性(Atomicity)、一貫性(Consistency)、隔離性(Isolation)、耐久性(Durability)の4つで、頭文字を取ってACID特性と呼ばれる。DBMSはコミット・ロールバック、排他制御、ログによる回復といった機能でこれらを実現している。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問23(IPA)解説で登場
コードから商品の内容が容易に分かるようにしたいとき、どのコード体系を選択するのが適切か。
正解:表意コード
要点:表意(ニモニック)コードは略語を組み込み内容が推測できる
表意コード(ニモニックコード)は、対象の名称や特徴を表す文字や略語をコードに組み込む方式で、コードを見ただけで内容が推測できる点が最大の利点である。反面、桁数が長くなりやすく、対象が増えると命名の一貫性を保ちにくい。単なる通し番号や分類のための数字だけでは、コードから中身を読み取ることはできない。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 4. 構成管理・変更管理 > (2) 変更管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。