ポートスキャンとは?ぽーとすきゃん
ポートスキャンとは、標的のホストに対してTCPやUDPのポート番号を順に試し、応答の有無から動いているサービスや弱点を割り出す偵察行為。攻撃の本体ではなく、その前段階の下調べ(フットプリンティング)に位置づけられる点が出題の焦点になる。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
1台のサーバは複数の役割を同時に担うため、どの入り口宛ての通信かをポート番号で区別する仕様になっている。この番号は公開された取り決めで、外部から接続を試せば応答するかどうかが分かってしまう。攻撃側は闇雲に仕掛けるより、まず入り口の一覧と使われているソフトの版を調べたほうが確実に侵入口を選べる。だから攻撃の準備段階としてスキャンが行われ、シラバスでも「攻撃の準備」の一例として挙げられている。
具体例
80番や443番が応答すればWebサーバ、25番ならメールサーバが動いていると推測できる。応答に含まれる文字列からソフトウェア名と版数まで読み取れることがあり、その版に公開済みの弱点があれば次の一手の狙い先になる。
試験での引っ掛け
スキャンそのものはデータを持ち出す行為ではなく、あくまで下調べである。したがって対策も、使っていないポートを閉じる・不要なサービスを止めるという方向であって、通信の暗号化やパスワードの強化ではない。試行の跡はファイアウォールのログに残るため、短時間に多数のポートへ接続要求が並んでいれば検知の手掛かりになる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問37(IPA)
攻撃者がシステムに侵入するときにポートスキャンを行う目的はどれか。
正解:事前調査の段階において、攻撃できそうなサービスがあるかどうかを調査する。
要点:ポートスキャンは事前調査で攻撃可能なサービスを探す
ポートスキャンは、対象ホストの各ポートに接続を試みて、どのポートが開いていてどんなサービスが動いているかを調べる行為である。攻撃の事前調査(偵察)の段階で、侵入の糸口となる脆弱なサービスを探すために行われる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (7) 攻撃手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。