ナレッジマネジメントとは?なれっじまねじめんと
ナレッジマネジメントとは、個人の経験や勘といった暗黙知を、文書や図として共有できる形式知に変換し、組織の資産として蓄積・活用する経営手法。知識が変換されていく流れは、共同化・表出化・連結化・内面化の4段階からなるSECIモデルで説明される。
最終更新:2026-10-09
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業務のコツが特定のベテランの頭の中にしか無い状態では、その人が異動や退職をした瞬間に組織の力が落ちる。ある部署が解決済みの失敗を、別の部署が知らずに繰り返すという無駄も起きる。個人が抱えている知識を組織の側へ移して再利用できるようにする発想がこの手法で、シラバスではERPやCRMと並ぶ経営管理システムの1つとして扱われている。
具体例
サイボウズのグループウェアや社内Wikiに、ベテラン技術者の作業手順やトラブル対応の記録を書き残して検索できるようにする取り組みが典型。口頭で伝えられていたコツが文書として残り、若手が同じ判断を再現できるようになる。
試験での引っ掛け
SECIモデルの4つの変換の向きが狙われる。暗黙知どうしの共有が共同化、暗黙知を形式知にするのが表出化、形式知どうしを組み合わせるのが連結化、形式知を体得して暗黙知に戻すのが内面化。「文書にする=表出化」を軸に置くと迷いにくい。
出た過去問
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)
ナレッジマネジメントを説明したものはどれか。
正解:企業内に散在している知識を共有化し、全体の問題解決力を高める経営を行う。
要点:ナレッジマネジメントは知識を共有し組織の力を高める
ナレッジマネジメントは、個人や部署に埋もれている経験・ノウハウといった知識を組織全体で共有・活用できるようにし、組織としての問題解決力や競争力を高める経営手法である。暗黙知を形式知に変えて共有することが要点となる。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 4. 経営管理システム > (1) 経営管理システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。