クラス図とは?くらすず
クラス図とは、システムを構成するクラス(データと操作のまとまり)と、それらの静的な関係を表すUMLの構造図。各クラスは名前・属性・操作の三段の箱で描き、関連・汎化・集約などの線で結ぶ。実装のクラス設計に直結する図として頻出。
最終更新:2026-10-10
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システムが大きくなると、どのデータと処理がどの部品にあり、部品どうしがどうつながるかを、担当者全員が頭の中で同じにそろえるのは難しい。文章だけだと読み手によって解釈が分かれる。そこで、部品と関係を決まった記号で図にし、実装を始める前に設計のずれを見つけられるようにした。
具体例
「顧客」クラスに属性(顧客番号、氏名)と操作(住所変更する)を書き、「注文」クラスと関連線で結ぶ。線の両端に多重度を書き、1人の顧客が0件以上の注文を持つ関係を表す。
試験での引っ掛け
クラス図は静的構造を表すので、処理の順序や時間の経過は表現できない。時間的な流れはシーケンス図の役割。また実際のデータ1件ずつを表すのはオブジェクト図であり、クラス図とは別の図である。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問64(IPA)解説で登場
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問22(IPA)解説で登場
UMLを用いて表した図の概念データモデルの解釈として、適切なものはどれか。
正解:従業員は、同時に複数の部署に所属してもよい。
要点:多重度は相手側の1インスタンスから見た対応数を表す
関連の多重度は、線の反対側にある一つのインスタンスから見て、こちら側がいくつ対応するかを表す。部署側が1以上多数となっているので、従業員1人は少なくとも一つ、場合によっては複数の部署に所属する。一方、従業員側が0以上多数なので、従業員が1人もいない部署は存在してよい。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 5. その他の言語 > (2) その他の言語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。