Fortranとは?ふぉーとらん
Fortranとは、1957年にIBMが発表した、科学技術計算向けの手続型プログラム言語。数式に近い書き方で計算処理を記述でき、配列と繰返しの扱いに優れる。世界初の実用的な高水準言語とされ、気象や流体のような大規模な数値計算の分野では現在も使われ続けている点も押さえる。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
初期のコンピュータは機械語やアセンブラで書くしかなく、科学者は解きたい数式を機械の命令の並びへ翻訳する作業に多くの時間を取られていた。書き間違えれば原因を探すのも命令単位になる。人が読める数式の形で書いた原文を機械語へ自動で変換する処理系が現れたことで、計算の中身そのものに集中できるようになり、高水準言語という考え方が広まった。
具体例
気象庁の数値予報や大学の流体解析のプログラムには、今もFortranで書かれた資産が多く残っている。スーパーコンピュータ富岳向けに書かれる計算プログラムにも使われ、過去の計算資産をそのまま生かしている。
試験での引っ掛け
事務処理向けに作られたCOBOLと対で問われる。Fortranは科学技術計算、COBOLは帳票と大量のデータ処理という住み分けで、どちらも手続型言語である点は共通する。発表年の前後を入れ替えた選択肢にも注意する。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 4. プログラム言語 > (1) プログラム言語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。