可変区画方式とは?かへんくかくほうしき
可変区画方式とは、プログラムを主記憶に読み込むたびに、そのプログラムに必要な大きさだけ領域を切り出して割り当てる記憶管理の方式。区画の中の無駄は出ないが、プログラムの読み込みと終了をくり返すうちに、小さな空き領域があちこちに散らばる(フラグメンテーション)。空きの合計は足りているのに、連続した大きな空きが無いため大きなプログラムを読み込めなくなる。対策は、使用中の領域を詰めて空きを 1 か所に寄せるコンパクション(メモリコンパクション)。
最終更新:2026-10-10
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固定区画方式は区画の大きさが合わないと無駄が出る。そこで「必要なぶんだけ渡す」ようにしたのが可変区画方式だが、今度は空きが細切れになる別の問題が生まれた。これを根本から避けるため、後に主記憶を同じ大きさのページに分けるページング方式が広まった。
具体例
IBM の大型コンピュータ用 OS「OS/360」には、ジョブ(処理の単位)ごとに必要な大きさの領域を割り当てる MVT という版があり、固定区画の MFT と並んで提供された。駐車場で言えば、車の長さに合わせて白線を引き直すようなもので、出入りが続くと短い隙間ばかり残って大型車が停められなくなる。
試験での引っ掛け
「可変区画方式ではフラグメンテーションが起きない」とする選択肢は誤り。起きないのは区画の中の無駄で、区画の間の空きは散らばる。また、空きを寄せ集めるコンパクションと、不要になった領域を回収するガベージコレクション(使わなくなったメモリを自動で解放する仕組み)を取り違えさせる問題に注意。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。