システム要件とは?しすてむようけん
システム要件とは、業務上の要求を実現するために、ハードウェア・ソフトウェア・手作業を含めたシステム全体が満たすべき条件としてまとめたもの。何ができるかという機能面に加え、性能、信頼性、セキュリティ、運用や保守のしやすさといった非機能の条件も含み、後の設計とテストの拠り所になる。
最終更新:2026-10-09
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利用者が口にする要望はそのままでは曖昧で、どこまでを対象にするのかも、人が担うのか機械に任せるのかも決まっていない。この段階で条件を文書として確定させておかないと、設計する人ごとに解釈が分かれ、出来上がってから作り直すことになる。何をもって完成とみなすのかを先に決めておくために置かれた成果物である。
具体例
大学の履修登録システムなら「科目を選んで登録を確定できる」が機能面の条件、「同時に千人が使っても応答は3秒以内」「年間の停止時間は8時間まで」が非機能の条件にあたる。IPAの非機能要求グレードは、こうした非機能の条件を6種類に整理し、決め忘れを防ぐ道具として使われる。
試験での引っ掛け
利害関係者要件が誰の立場で何を望むのかを整理したものであるのに対し、システム要件はそれをシステム全体の条件へ落とし込んだもので、そのうちソフトウェアが担う部分だけを取り出したものがソフトウェア要件になる。段階を取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 4. 統合・テスト > (8) システム検証テストのタスクに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。