エピックとは?えぴっく
エピックとは、アジャイル開発で、1回の短い開発期間(スプリント。スクラムでは1か月以内)には収まらない大きな要望を、ひとまとまりで書いたもの。利用者の立場で「誰が・何をしたい・なぜ」を短く書くユーザーストーリーの、大きな束に当たる。そのままでは作業の大きさを見積もれないので、着手前にいくつかのユーザーストーリーに分け、プロダクトバックログ(作るものを優先順に並べた一覧)に並べる。fe シラバスでは、ユーザーストーリー・ストーリーポイント(作業の相対的な大きさを表す点数)と並んで用語例に挙がる。
最終更新:2026-10-10
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要望を細かいユーザーストーリーだけで並べると、数が増えるほど「全体として何を実現したいのか」が見えにくくなる。一方、大きな要望のままでは短い期間で作り切れない。大きな要望をエピックとして残し、その下にストーリーをぶら下げることで、全体像と日々の作業の両方を管理できるようにした。
具体例
大学の履修登録アプリなら、「学生として、スマホから履修登録を済ませたい」がエピック。これを「学生として、科目を曜日と時限で検索したい」「学生として、時間割の重なりを登録前に知りたい」「学生として、登録結果をメールで受け取りたい」のようなユーザーストーリーに分け、1つずつスプリントで作る。Atlassian社の課題管理ツールJiraにも、ストーリーを束ねる単位として「エピック」が用意されている。
試験での引っ掛け
エピックは「大きなユーザーストーリー」で、開発期間の単位(スプリント)や、利用者に出すソフトウェアの版(リリース)ではない。エピックのまま1スプリントで作るのではなく、ストーリーに分けてから見積もる。ストーリーポイントは時間数や日数ではなく、相対的な大きさを表す。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。