アジャイル開発とは?
アジャイル開発とは、要件定義から実装・テストまでを短い期間(イテレーション)単位で繰り返し、動くソフトウェアを少しずつ作り上げる開発手法の総称。変化する要求への対応力を重視する。
基本情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2025年度)。
あじゃいるかいはつ
アジャイル開発の意味
要件定義から実装・テストまでを短い期間(イテレーション)単位で繰り返し、動くソフトウェアを少しずつ作り上げる開発手法の総称。変化する要求への対応力を重視する。
アジャイル開発の具体例
Webサービスの新機能を2週間ごとの反復で小さくリリースし、利用者の反応を見ながら次の開発内容を調整する。
アジャイル開発は試験でどう引っ掛けられる?
「ドキュメントを作らない手法」ではなく、包括的な文書より動くソフトウェアを重視するというだけ。仕様を最初に固めきるウォーターフォールと対比され、要件の変更を歓迎する点が本質。反復ごとに動くものが出来上がる点も要件。
アジャイル開発と関連する用語
アジャイル開発が出た過去問
ソフトウェア開発の活動のうち,アジャイル開発においても重視されているリファクタリングはどれか。
正解:ソフトウェアの保守性を高めるために,外部仕様を変更することなく,プログラムの内部構造を変更する。
要点:リファクタリングは外部仕様を変えず内部構造を改善する
リファクタリングは、プログラムの外から見た振る舞いを変えずに、内部の構造だけを整理して読みやすく直しやすい状態に保つ作業です。アジャイル開発では設計を少しずつ育てるため、動作を保証するテストを支えにこの整理を繰り返します。機能追加や仕様変更とは切り離して行う点が重要です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)XP(eXtreme Programming)において、プラクティスとして提唱されているものはどれか。
正解:ペアプログラミング
要点:ペアプログラミングはXPの代表的なプラクティス
XPは、少人数のチームで短い反復を回すアジャイル開発手法で、具体的な実践項目(プラクティス)が定められている。代表的なものにペアプログラミング、テスト駆動開発、リファクタリング、継続的インテグレーション、小さなリリースなどがある。2人1組で1台の端末に向かい、書き手と確認役を交代しながら進めるのがペアプログラミングである。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)アジャイル開発のスクラムにおけるスプリントのルールのうち、適切なものはどれか。
正解:プロジェクトで設定したスプリントの期間でリリース判断が可能なプロダクトインクリメントができるように、スプリントゴールを設定する。
要点:各スプリントでリリース判断可能な成果物を作り上げる
スクラムでは、スプリントごとにリリース判断ができる状態の成果物(プロダクトインクリメント)を作り上げることを目指し、その方向性を示すスプリントゴールを設定する。工程を回ごとに割り当てるのはウォータフォールの発想であり、スクラムの考え方ではない。スプリントの長さは一定に保ち、レビューは期間の終わりに実施する。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問41(IPA)アジャイル開発手法のスクラムにおいて,開発チームの全員が1人ずつ“昨日やったこと”,“今日やること”,“障害になっていること”などを話し,全員でプロジェクトの状…
正解:デイリースクラム
要点:デイリースクラムは毎日の進捗と障害を共有する短会
スクラムで毎日短時間行い、各メンバーが進捗と障害を共有して当日の計画を調整するイベントがデイリースクラムである。開発チームが自分たちのために行う同期の場であり、問題の早期発見を狙いとする。スプリント単位で行う他のイベントとは実施頻度も目的も異なる。
出典:令和5年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問12(IPA)アジャイル開発手法の一つであるスクラムで定義され、スプリントで実施するイベントのうち、毎日決まった時間に決まった場所で行い、開発チームの全員が前回からの進捗状況…
正解:デイリースクラム
要点:デイリースクラムは毎日進捗と当面の計画を共有する
スクラムで毎日決まった時刻・場所で短時間行い、前回からの進捗と今後の作業計画をチーム全員で共有するイベントがデイリースクラムである。日々の同期によって計画のずれや障害を早く見つけることを狙う。スプリント単位で行う他のイベントとは頻度が異なる。
出典:令和6年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。