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インスペクションとは?いんすぺくしょん

インスペクションとは、設計書やプログラムなどの成果物を、決められた手順で関係者が調べて欠陥(誤りや抜け)を見つける、最も形式の整ったレビュー(成果物を人が読んで確認する作業)の方法。モデレータ(進行役。作成者とは別の人が務める)が会議を進め、参加者は事前に決めた役割とチェックリストに沿って成果物を確認し、見つけた欠陥を記録する。目的は欠陥を見つけて記録することで、直し方の議論はその場では深入りせず、修正は後で作成者が行い、直ったかどうかを確認する。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:ソフトウェアインスペクション、コードインスペクション

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背景

テストで欠陥が見つかるのは、プログラムを作り終えて動かしてからになる。設計の段階で紛れ込んだ誤りが後になって見つかると、手戻りが大きくなる。そこで、動かす前の設計書やプログラムを人の目で系統立てて調べる方法として、1970 年代に IBM のマイケル・フェーガンがこの手順を論文にまとめて広めた。

具体例

新人研修のチーム開発で、ある人が書いた設計書を調べる場面。モデレータ役の別のメンバーが日程を決めて設計書を事前に配り、参加者は「入力チェックの漏れ」「例外時の処理」などのチェックリストを見ながら読んでおく。会議ではモデレータの進行で指摘を出し合い、記録係が欠陥を一覧に残す。作成者はその一覧に沿って直し、モデレータが修正を確認して終わる。

試験での引っ掛け

ウォークスルーとの取り違えが定番。ウォークスルーは作成者自身が主催し、成果物を説明しながら参加者と一緒にたどる比較的くだけたレビュー。インスペクションは作成者以外のモデレータが進行し、役割・チェックリスト・記録を伴う公式なレビュー。また、ファイアウォールの「ステートフルインスペクション」は通信を調べる仕組みの名前で、このレビュー技法とは関係がない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2018年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • ウォークスルーとの取り違えが定番。