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アクセス時間とは?あくせすじかん

アクセス時間とは、記憶装置に読み書きの要求を出してから、データの受渡しが終わるまでにかかる時間。主記憶(メモリ)では読出しの指示からデータが出てくるまでの時間を指し、次の読出しを始められるまでの間隔であるサイクル時間とは区別する。ハードディスクでは、平均シーク時間(読み書きする部品を目的の位置まで動かす時間)+平均回転待ち時間(目的の場所が回ってくるまでの時間)+データ転送時間で求める。キャッシュメモリを使う場合は、実効アクセス時間で比べる。実効アクセス時間は、キャッシュに目的のデータがあったとき(ヒット)の時間と、無くて主記憶まで取りに行ったときの時間を、それぞれが起こる割合に応じて平均した実質の平均時間で、ヒット率(キャッシュに目的のデータがある割合)× キャッシュのアクセス時間 +(1 − ヒット率)× 主記憶のアクセス時間 で求める。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2024年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:アクセスタイム、平均アクセス時間

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背景

CPU は記憶装置よりはるかに速く動くので、処理が遅いかどうかはデータを取りに行く時間で決まることが多い。装置ごとに「どれだけ待たされるか」を同じ物差しで測れなければ、キャッシュメモリを付けるか、SSD に替えるかといった判断ができない。そこで、要求から受渡し完了までを1つの時間として表し、平均で比べるようにした。

具体例

Seagate のデスクトップ向けハードディスクには毎分7,200回転の製品がある。1回転にかかる時間は 60秒 ÷ 7,200 ≒ 8.3ミリ秒で、目的の場所は平均して半回転待てば回ってくるので、平均回転待ち時間は約4.2ミリ秒になる。これに平均シーク時間とデータ転送時間を足したものが平均アクセス時間である。キャッシュの例では、キャッシュのアクセス時間10ナノ秒、主記憶60ナノ秒、ヒット率90%なら、実効アクセス時間は 0.9 × 10 + 0.1 × 60 = 15ナノ秒になる。

試験での引っ掛け

回転待ち時間は1回転の時間ではなく、平均として半回転分を使う。ここで1回転分を足してしまう誤りが多い。実効アクセス時間の式では、ヒットしなかった割合(1−ヒット率)に主記憶のアクセス時間を掛ける点を取り違えやすい。また「アクセス時間」と「サイクル時間」は別の量で、主記憶のサイクル時間はアクセス時間以上の長さになる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2017年度〜2024年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 回転待ち時間は1回転の時間ではなく、平均として半回転分を使う。