バスとデータ転送方式とは?ばすとでーたてんそうほうしき
バスとデータ転送方式とは、CPU・メモリ・周辺デバイスの間でデータ・アドレス・制御信号をやり取りする共通の伝送路。複数ビットを並べて同時に送るパラレル転送と、1ビットずつ順に送るシリアル転送があり、高クロック化に有利なシリアルが現在の主流である。役割ではデータバス・アドレスバス・制御バスに分かれる。
最終更新:2026-10-06
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配線を増やせば同時に運べるビットが増える、という素朴な理屈がパラレルを支えていた。ところがクロックを上げると、各線の到達時刻のわずかな差(スキュー)と線間の干渉が効きはじめ、いちばん遅い線に全体が引きずられる。1本に絞って徹底的に高速化し、クロックをデータ列へ埋め込むほうが速いという逆転が起きたのが1990年代以降で、USB・SATA・PCI Expressはいずれもこの判断の産物である。
具体例
基板上のセンサ接続でも同じ判断が働く。I2Cは信号線2本で複数デバイスをぶら下げられる代わりに数百kbps〜数Mbps、SPIは4本使う代わりに数十Mbpsが出る。ピン数・基板面積・必要スループットの三つを並べて、どこで払うかを決めることになる。
試験での引っ掛け
「同時に複数ビットを送るパラレルのほうが速い」は現在では誤りで、スキューと干渉のため高クロック化はシリアルのほうが有利になる。役割の取り違えも定番で、データそのものを運ぶのがデータバス、場所を指定するのがアドレスバス、読み書きの指示を運ぶのが制御バスである。アドレスバスの本数が、指定できるメモリ空間の大きさを決める。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。