SDGs・ESG経営とは?えすでぃーじーず・いーえすじーけいえい
SDGsは国際連合が2015年に採択した2030年までの持続可能な開発目標、ESG経営は環境・社会・企業統治の観点を経営判断および投資判断に組み込む考え方を指す。監査の関心は理念そのものではなく、開示された非財務情報の数値がどの集計過程を経て作られ、その過程に統制が働いているかに向く。
最終更新:2026-10-06
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財務諸表には監査の制度が整えられている一方、温室効果ガスの排出量や人的資本に関する数値は、集計の根拠が社内に閉じたまま開示されてきた。これらが投資判断の材料として重みを増すにつれ、数値の作られ方そのものに信頼性の裏づけを求める動きが強まっている。システム監査の側でも、集計に用いる情報システムのデータの網羅性と正確性が対象となり、非財務情報は新しい検証領域として扱われるようになった。
具体例
国際サステナビリティ基準審議会が2023年に公表した開示基準を受け、日本ではサステナビリティ基準委員会が対応する基準を整備している。監査人は統合報告書に載る排出量について、集計元となる各拠点の使用量が計測機器から自動取得された部分と手入力の部分に区分し、手入力の箇所の承認記録を重点的に確かめる。
試験での引っ掛け
掲げる主体と使われる場面が異なる点を押さえる。17項目からなるSDGsは国家も個人も名宛人に含む国際目標であるのに対し、ESGは投資家が投資先を選ぶ際の三つの評価軸として使われる。GをGlobalと読むのは誤りで、Governance(企業統治)を指す。監査では、機器から自動取得した測定値と手入力の集計値を同じ証明力で扱わない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。