CSR調達とは?しーえすあーるちょうたつ
CSR調達とは、調達・購買におけるCSR調達(Corporate Social Responsibility)は、取引先の選定基準に価格・品質・納期だけでなく、人権、労働環境、環境負荷といった社会的責任の観点を組み込む方針をいう。監査では、その基準が調達規程に明文化され、個々の選定記録に評価結果が残っているかを証拠として確かめる。
最終更新:2026-10-06
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供給網の末端で起きた人権や環境の問題が、発注元の責任として問われるようになった。英国現代奴隷法(2015年)やドイツのサプライチェーン注意義務法(2023年施行)が開示や調査を義務づけ、国内でも経済産業省が責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン(2022年)を示している。契約前の一度きりの確認では実態を担保できないため、継続的な確認の仕組みが統制として要る。
具体例
ソニーグループはRBA行動規範に沿ったサプライチェーン行動規範を定め、自己評価質問票と現地確認を組み合わせて運用している。監査人の側から見れば、取引先が記入した質問票は相手が作成した資料であり、監査人や第三者が現地で確認した記録のほうが証明力は高い。
試験での引っ掛け
環境面に絞ったグリーン調達と、労働・人権を含む社会面全般に及ぶCSR調達の範囲の差がまず問われる。加えて、同じCSRでもセキュリティ分野では証明書署名要求(Certificate Signing Request)を指し、サーバ証明書の発行を申請する電子データのことである。設問がどちらの分野の話かで判断する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。