移行(データ移行・システム移行)とは?いこう
移行(データ移行・システム移行)とは、旧システムのデータと業務処理を新システムへ引き継ぎ、稼働を切り替える一連の作業。項目の意味や形式が異なる場合の変換設計、切替方式の選択、リハーサル、そして戻すための切戻し手順の準備までが範囲に入る。業務停止時間と失敗時の被害の大きさから方式を選ぶ判断が問われる。
最終更新:2026-10-06
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稼働中の業務を止められる時間はごく限られている一方、切り替えたあとに不具合が見つかっても旧システムはすでに止まっている。この「試す時間がないのに失敗が許されない」制約が、移行を独立した工程として計画させる理由である。作業そのものは単純な複写に見えても、判断すべきは方式と後戻りの手当てであり、そこが設計の対象になる。
具体例
一斉移行は停止時間が短く費用も抑えられるが、失敗したときの影響が全社に及ぶ。並行運用は両システムを一定期間動かして結果を突き合わせられる代わりに、二重入力の負担と運用費用が生じる。段階移行は拠点や業務単位で順に切り替え、先行拠点で問題を潰してから広げられるが、移行中は新旧のデータ連携を作り込む必要がある。
試験での引っ掛け
移行は開発の最終段階に置かれる作業であり、要件定義や設計の工程と混同しない。またリハーサルは本番と同じデータ量で行わないと所要時間の見積りが外れ、停止時間の枠に収まらなくなる。切戻し手順を用意していない計画は、失敗時に業務を戻す手段がないという理由で不備と判断される。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)
ある製品における消費者の購買行動を分析した結果,コンバージョン率が低く,リテンション率が高いことが分かった。この場合に講じるべき施策はどれか。 〔マーケティング…
正解:初回購入に至る消費者の心理的な障壁が高いことが想定されるので,無料サンプルの配布やお試し価格による提供などのセールスプロモーションを実施する。
要点:コンバージョン率が低ければ初回購入の障壁を下げる
リテンション率が高いのは、いったん買えば満足して使い続けてもらえている状態を意味する。問題は初回購入までの壁なので、無料サンプルやお試し価格で最初の一歩の心理的・金銭的な障壁を下げる施策が有効である。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73(IPA)
インターネット広告の効果指標として用いられるコンバージョン率の説明はどれか。
正解:Webサイト上の広告をクリックして訪れた人のうち会員登録や商品購入などに至った顧客数の割合を示す指標である。
要点:コンバージョン率はクリックでなく成果に至った割合を測る指標
コンバージョン率は、広告経由でサイトを訪れた人のうち、会員登録や商品購入など、広告の目的として設定した成果に至った人の割合を示す指標です。クリックされたかどうかではなく、成果に結び付いたかを測る点が特徴です。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。