コンバージョン率・CPA(デジタル広告の効果指標)とは?こんばーじょんりつ・しーぴーえー
コンバージョン率・CPA(デジタル広告の効果指標)とは、サイト訪問のうち購入や申込みなど目的の行動に至った割合がコンバージョン率、成果1件を得るのに要した広告費がCPA。表示→クリック→成約と段階に分けて率を測ることで、費用対効果が落ちている工程を特定し、改善対象を切り分ける考え方が科目Aで問われる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
紙媒体やテレビの広告は、出稿と売上の因果を個別に追う手段が無く、効果は事後の売上増から推し量るしかなかった。デジタル広告は表示・クリック・申込みの各段階がログとして残るため、どの段階で人が落ちているかを分けて測れる。コンバージョン率とCPAは、この段階別の歩留まりを共通の物差しにして、出稿先ごとの投資判断を比較可能にするために置かれた指標である。
具体例
広告費50万円で訪問25,000件・成約250件なら、コンバージョン率は1%、CPAは2,000円。クリック率が高いのにコンバージョン率が低ければ、原因は広告表現ではなく着地ページや申込フォームの側にあると切り分けられる。
試験での引っ掛け
CPAは低いほど良いとは限らず、単価の高い顧客層を取りこぼしていることがある。判断は顧客生涯価値(LTV)と突き合わせて行う。コンバージョン率の分母は表示回数ではなく訪問(セッション)数であり、クリック率と分母が違う点も混同しやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)
ある製品における消費者の購買行動を分析した結果,コンバージョン率が低く,リテンション率が高いことが分かった。この場合に講じるべき施策はどれか。 〔マーケティング…
正解:初回購入に至る消費者の心理的な障壁が高いことが想定されるので,無料サンプルの配布やお試し価格による提供などのセールスプロモーションを実施する。
要点:コンバージョン率が低ければ初回購入の障壁を下げる
リテンション率が高いのは、いったん買えば満足して使い続けてもらえている状態を意味する。問題は初回購入までの壁なので、無料サンプルやお試し価格で最初の一歩の心理的・金銭的な障壁を下げる施策が有効である。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73(IPA)
インターネット広告の効果指標として用いられるコンバージョン率の説明はどれか。
正解:Webサイト上の広告をクリックして訪れた人のうち会員登録や商品購入などに至った顧客数の割合を示す指標である。
要点:コンバージョン率はクリックでなく成果に至った割合を測る指標
コンバージョン率は、広告経由でサイトを訪れた人のうち、会員登録や商品購入など、広告の目的として設定した成果に至った人の割合を示す指標です。クリックされたかどうかではなく、成果に結び付いたかを測る点が特徴です。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 2. マーケティング > (1) マーケティング理論に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。