応用情報暗記無料で始める

フォールトトレランスとは?ふぉーるととれらんす

フォールトトレランスとは、構成要素の一部が故障しても、システム全体としての機能を落とさずに動き続けさせる設計思想。あらかじめ冗長な要素を用意しておき、故障を検出したら自動で切り替える。故障は必ず起きるものと認めたうえで、起きた後にどう振る舞うかで備える立場に立つ点が特徴である。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では3回出題され、ほかに4問の解説で触れられています(2018年度〜2024年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:耐障害性

この語が出る過去問を解く →

背景

部品そのものを高信頼にする方向(フォールトアボイダンス)だけで支えようとすると、部品の数が増えるほど全体のどこかが壊れる確率は上がってしまい、限界がある。金融や通信のように停止が許されない領域では、壊れないことに投資し続けるより、壊れても止まらない構成に投資するほうが確実で費用の見通しも立つ。ただし冗長化はそのまま費用なので、要求される可用性の水準に応じて、どこを二重化するかを選ぶ判断が問われる。

具体例

ディスクを冗長化するRAIDでは、1台が故障してもパリティや複製から読み出しを続けられ、交換後に再構築する。サーバも複数台でクラスタを組み、片方が停止すればもう片方が処理を引き継ぐ。クラウドでは物理的に離れた複数の区域へ配置し、区域ごと障害が起きても稼働を続ける構成が標準的な選択肢として用意されている。

試験での引っ掛け

似た名前の設計思想との対応が定番の出題で、フォールトアボイダンスは故障の発生自体を防ぐ、フェールセーフは故障時に安全な側へ倒す、フェールソフトは機能を縮退させてでも運転を続ける、フールプルーフは誤った操作をされても危険にならないようにする、という区別になる。冗長化しても切替えが自動でなければ、その間の停止は避けられない点も見落としやすい。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では3回出題(2018年度〜2024年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 似た名前の設計思想との対応が定番の出題で、フォールトアボイダンスは故障の発生自体を防ぐ、フェールセーフは故障時に安全な側へ倒す、フェールソフトは機能を縮退させてでも運転を続ける、フールプルーフは誤った操作をされても危険にならないようにする、という区別になる。