冗長構成とは?
冗長構成とは、同じ役割の機器を複数用意して可用性を高める構成。常に両系で同じ処理を行い結果を照合するデュアルシステム、待機系を用意しておくデュプレックスシステム(待機の状態によりホット/ウォーム/コールドに分かれる)などがある。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2022年度)。
じょうちょうこうせい
冗長構成の意味
同じ役割の機器を複数用意して可用性を高める構成。常に両系で同じ処理を行い結果を照合するデュアルシステム、待機系を用意しておくデュプレックスシステム(待機の状態によりホット/ウォーム/コールドに分かれる)などがある。
冗長構成の具体例
ネットワークではVRRPによるゲートウェイ冗長化、リンクアグリゲーションによる回線冗長化、STPによる経路冗長化がこれに当たる。
冗長構成は試験でどう引っ掛けられる?
デュアルシステムとデュプレックスシステムを取り違えやすい。両系が同じ処理を行って結果を照合するのがデュアル、片方は待機していて障害時に切り替えるのがデュプレックス。待機系も電源が入りすぐ引き継げるのがホットスタンバイ、起動はしているが引継ぎに準備が要るのがウォーム、停止状態から立ち上げるのがコールドで、切替時間が段階的に長くなる。
冗長構成と関連する用語
冗長構成が出た過去問
ITサービスマネジメントにおいて、災害による重大なサービス停止に関する事業影響度分析は、どのプロセスで実施するか。
正解:サービス継続及び可用性管理
要点:事業影響度分析はサービス継続及び可用性管理で行う
災害などによる重大なサービス停止が事業に与える影響を分析し、復旧の優先順位や目標復旧時間を定めるのは、サービス継続及び可用性管理のプロセスです。ここで得た事業影響度分析の結果をもとに、継続計画や冗長構成、バックアップの方針を決めます。個別の障害への即応はインシデント管理、根本原因の究明は問題管理が担います。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
正解:現用系から待機系へ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
要点:ホットスタンバイはハートビート途絶を契機に自動切替え
ホットスタンバイでは待機系が常に起動した状態で待ち、現用系の生存を監視している。この監視には、現用系が一定間隔で送る稼働中を示す信号(ハートビート)が広く使われ、これが途絶えたことをもって障害と判断し自動的に切り替える。人手の操作を待たずに短時間で切り替えられる点がホットスタンバイの利点である。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。