VRRPとゲートウェイ冗長化とは?ぶいあーるあーるぴーとげーとうぇいじょうちょうか
VRRPとゲートウェイ冗長化とは、デフォルトゲートウェイを冗長化するプロトコル。要点は仮想IPアドレスだけでなく仮想MACアドレスまで引き継ぐことにあり、切替後も端末のARPキャッシュがそのまま通用するため、全端末の設定変更やキャッシュ更新を待たずに数秒で経路が戻る。通常はマスタが転送し、障害時にバックアップが昇格する。
最終更新:2026-10-06
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端末に設定するデフォルトゲートウェイは1つのIPアドレスであり、そのルータが落ちれば端末は外部へ出られなくなる。全端末の設定を配り直すのは現実的でなく、DHCPで配っても切替はリース更新まで待つことになる。VRRPは、この可用性の問題を端末側の設定変更ではなくルータ側の仮想アドレス共有で解き、切替時間を秒単位まで縮める。
具体例
拠点のルータを2台構成にし、仮想IPを端末のデフォルトゲートウェイとして配布する。マスタが故障するとバックアップが仮想MACごと引き継ぐため、端末のARPキャッシュはそのまま使え、利用者はほとんど気づかないまま通信が続く。
試験での引っ掛け
VRRPが冗長化するのはゲートウェイであって、その先の上流回線やスイッチではない。上流が切れてもマスタ自身が生きていれば切り替わらないため追跡(トラッキング)設定が要る。負荷分散装置とも混同しやすいが既定は片系稼働で、優先度設定を誤ると復旧時の切り戻りで瞬断が二度起きる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)
ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。
正解:VRRP
要点:VRRPは複数ルータを仮想的に1台に見せて冗長化する
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、複数の実ルータで1つの仮想ルータを構成し、代表となるルータが停止したら待機側が自動的に引き継ぐプロトコルである。端末側の設定を変えずに経路を維持できる。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32(IPA)
ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。
正解:VRRP
要点:ルータ冗長化のプロトコルはVRRPで仮想IPを引き継ぐ
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、複数のルータで1つの仮想ルータを構成し、共通の仮想IPアドレスをデフォルトゲートウェイとして提供するプロトコルである。マスタが故障するとバックアップが仮想IPを引き継ぐため、端末側の設定を変えずに経路を維持できる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。