DHCP(動的ホスト構成プロトコル)とは?
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)とは、ネットワークに接続した機器に対して、IPアドレスなどの設定情報を自動的に割り当てるプロトコル。手動でIPアドレスを設定する手間や、アドレスの重複を防げる。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2018年度〜2023年度)。
でぃーえいちしーぴー
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)の意味
ネットワークに接続した機器に対して、IPアドレスなどの設定情報を自動的に割り当てるプロトコル。手動でIPアドレスを設定する手間や、アドレスの重複を防げる。
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)の具体例
家庭用のWi-Fiルータの多くはDHCPサーバの機能を持っており、スマートフォンやパソコンを接続すると自動的にIPアドレスが割り当てられ、すぐにインターネットへ接続できる。
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)は試験でどう引っ掛けられる?
配るのはIPアドレスだけでなく、サブネットマスク・デフォルトゲートウェイ・DNSサーバのアドレスも含む。要求はブロードキャストでルータを越えないため、別セグメントへ配るにはDHCPリレーエージェントが要る。名前解決を行うDNSとは役割が別。
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)と関連する用語
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)が出た過去問
TCP/IPネットワークにおけるRARPの機能として、適切なものはどれか。
正解:MACアドレスからIPアドレスを求める。
要点:RARPはMACアドレスからIPアドレスを求める(ARPの逆)
RARP(Reverse Address Resolution Protocol)は、自分のMACアドレスを手掛かりにIPアドレスを問い合わせるプロトコルで、ARPと逆方向の解決を行う。ディスクを持たない端末が起動時に自分のIPアドレスを得る用途で使われた(現在はDHCPが主流)。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)IPv4ネットワークにおいて、IPアドレスを付与されていないPCがDHCPサーバを利用してネットワーク設定を行う際、最初にDHCPDISCOVERメッセージをブ…
正解:送信元0.0.0.0、宛先255.255.255.255
要点:DHCPDISCOVERは送信元0.0.0.0・宛先255.255.255.255
DHCPDISCOVERを送る時点では、PCはまだ自分のIPアドレスもDHCPサーバのアドレスも知らない。そのため送信元には未定を表す0.0.0.0を、宛先にはブロードキャストアドレス255.255.255.255を用いる。付与予定のアドレスはこの段階では使えない。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)IPアドレスの自動設定をするためにDHCPサーバが設置されたLAN環境の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:DHCPによる自動設定を行うPCに、DHCPサーバのアドレスを設定しておく必要はない。
要点:DHCPクライアントはブロードキャストでサーバを探す
DHCPクライアントは、まずブロードキャストでDHCPサーバを探索する仕組みなので、サーバのアドレスを事前に設定しておく必要はありません。配布される情報にはIPアドレスのほか、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスなども含められます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問31(IPA)IPv4ネットワークにおけるマルチキャストの使用例に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ルータがRIP-2プロトコルを使用して、隣接するルータのグループに、経路の更新情報を送信する際に使用する。
要点:マルチキャストは特定グループ宛の一斉配信。RIP-2が例
マルチキャストは、特定のグループに属する複数の受信者へ同じデータを一度に届ける通信方式である。RIP-2はルーティング情報の更新を224.0.0.9というマルチキャストアドレス宛に送り、RIPを利用する隣接ルータだけが受け取る。DHCPの初期要求やARPはブロードキャストを使い、メーリングリストはアプリケーション層で個別に配送するため、いずれもマルチキャストではない。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。