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スラッシングとは?すらっしんぐ

スラッシングとは、仮想記憶を使うシステムで主記憶が不足し、ページの追い出しと読み込みが連鎖的に頻発して、本来の処理よりページ入替えに時間を費やし、スループットが急落する現象。多重度を上げすぎたとき、ある点を境に一気に発生する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

仮想記憶は、実際の主記憶より大きな空間が使えるように見せることで、プログラムを物理容量の制約から解放した。ただし各プロセスが実際に使い続けるページ(ワーキングセット)の合計が主記憶に収まらなくなると、追い出したページを直後にまた読み込む無駄が連鎖する。この抽象化が破れる境目を知らないと、多重度を上げれば処理量が増えるという直感のまま性能を落とすことになる。

具体例

主記憶8GBの環境で、それぞれ2GB前後を使い続けるアプリを同時に多数起動すると、切替えのたびにページアウトとページインが起こり、ディスクの入出力だけが張り付いて操作に反応しなくなる。Linuxではvmstatのsi・soにスワップ入出力が継続的に現れるかどうかで判別できる。

試験での引っ掛け

多重度を上げるほどスループットが伸びると考えるのは誤りで、ある点を超えると急落する。対処は多重度を下げる、主記憶を増設する、ワーキングセットを見直すことであり、処理を詰め込む方向は逆効果である。記憶領域の断片化(フラグメンテーション)とは別の現象で、原因はページ入替えの頻発にある点も区別する。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2024年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 多重度を上げるほどスループットが伸びると考えるのは誤りで、ある点を超えると急落する。