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スケールアップとスケールアウトとは?すけーるあっぷとすけーるあうと

スケールアップとスケールアウトとは、処理能力を増やす2つの向き。スケールアップは1台のCPU・メモリ・ストレージを増強する垂直方向の拡張で、アプリケーションを直さずに済む代わりに単体の上限と単一障害点が残る。スケールアウトは台数を並べる水平方向の拡張で、上限は緩い一方、状態をどこに置き負荷をどう振り分けるかを設計しておく必要がある。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では4問の解説で触れられています(2018年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:スケールアウト・スケールアップ、スケールアップ

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背景

必要な能力を見積もって資源を用意するキャパシティプランニングでは、需要が読み切れないことが常に問題になる。過大に積めば遊び、過小なら性能要件を割る。台数で調整できれば需要へ追随できるが、そのためには前もってアプリケーション側を状態を持たない作りにしておかなければならない。増強の方向は運用に入ってからでは変えにくく、設計時点の判断になる——応用情報が理由まで説明させるのはこのためである。

具体例

Amazon EC2のようなIaaSでは、インスタンスタイプを一段大きいものへ変えるのがスケールアップ、オートスケーリンググループで台数を増減させるのがスケールアウトにあたる。状態を持たないWeb層は台数追加で素直に伸びるが、書込みが集中するRDBはノード間の整合性維持が難しく、まずスケールアップで凌ぎ、限界が見えてから読取り専用レプリカやシャーディングへ進む順序になる。

試験での引っ掛け

台数を2倍にすれば性能も2倍、とはならない。共有するデータベースやストレージ、ノード間の通信が律速となって増設効果は逓減し、直列部分が残る限りアムダールの法則が示す上限に頭を押さえられる。またセッション情報をサーバのメモリに持つ設計のままでは、振り分け先が変わった瞬間にログイン状態が失われるため、外部のキャッシュやDBへ出しておくことが前提条件になる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 4問の解説で触れられる(2018年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 台数を2倍にすれば性能も2倍、とはならない。