キャパシティプランニングとは?
キャパシティプランニングとは、将来の需要予測に基づいて、必要となる処理能力・回線容量・記憶容量などをあらかじめ計画し、過不足のないタイミングで増強・縮小を行う活動。キャパシティ管理の中核となる計画活動で、過剰投資(コスト増)と能力不足(性能低下)の両方を避けることを目指す。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2025年度)。
きゃぱしてぃぷらんにんぐ
キャパシティプランニングの意味
将来の需要予測に基づいて、必要となる処理能力・回線容量・記憶容量などをあらかじめ計画し、過不足のないタイミングで増強・縮小を行う活動。キャパシティ管理の中核となる計画活動で、過剰投資(コスト増)と能力不足(性能低下)の両方を避けることを目指す。
キャパシティプランニングの具体例
利用者数の増加トレンドと季節変動を分析し、半年後にサーバーの処理能力が不足すると予測される場合、余裕を持って増強のタイミングと規模を計画する。
キャパシティプランニングは試験でどう引っ掛けられる?
「余裕を大きく取るほど良い」ではない。過大な設備は使われない費用となり、財務管理の観点から不適切。不足も過剰も避けるのが目的である点が要点。また能力不足への対応は機器の増強(スケールアップ)だけでなく、台数を増やすスケールアウトやチューニングもあり、増設と決めつけない。
キャパシティプランニングと関連する用語
キャパシティプランニングが出た過去問
キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:システムの現在の応答時間を調査し、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
要点:キャパシティプランニングは将来にわたり性能を維持する計画活動
キャパシティプランニングは、将来の業務量の増加を予測し、必要な資源をあらかじめ計画して、性能水準を継続的に維持することを目的とします。現状の応答時間を測って長期的に監視し、将来にわたって維持するという記述がこれに当たります。目先のボトルネック除去やチューニングは、性能管理の別の活動です。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14(IPA)キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:システムの現在の応答時間を調査して、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
要点:キャパシティ管理は将来の業務量を見越して性能を維持する
キャパシティプランニングは、現在の性能や資源の使用状況を継続的に測定・監視し、将来の業務量の増加を予測して必要な資源を計画的に確保する活動である。目的は目先の性能改善ではなく、将来にわたって要求される応答時間やスループットを維持できるようにすることにある。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。