ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTとは?ふりかえり
ふりかえり(レトロスペクティブ)とKPTとは、一定期間の作業を終えたチームが、成果物ではなく進め方そのものを点検し、次の期間に実行する改善行動を決める活動。KPTはその代表的な進め方で、続けることをKeep、困っていることをProblem、次に試すことをTryの三区分に並べ、Tryを次回の具体的な行動として持ち出す。
最終更新:2026-10-06
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改善の話し合いをプロジェクトの終わりにまとめて行うと、気づいた時点から数か月が経っており、当事者も記憶も入れ替わっている。しかも得られた教訓を活かす相手はもう次のプロジェクトで、自分たちには返ってこない。短い周期で区切り、自分たちが次の期間で使える形にして持ち帰るという設計にすることで、改善が実際に回るようになる。
具体例
スクラムではスプリントの末尾にスプリントレトロスペクティブの時間を確保する。Problemに挙がった「レビュー待ちで手が止まる」に対してTryを「レビュー依頼は午前中に出す」と決め、次のスプリントで効果を確かめ、定着したらKeepへ移すという循環を回す。
試験での引っ掛け
犯人探しの場にすると発言が出なくなり形骸化する点が問われる。対象は人ではなくプロセスである。またTryを大量に決めても実行されないため、次の期間で確実に実行できる数に絞るのが定石になる。プロジェクト終了時に行う教訓の収集とは目的が近いが、周期と、改善の受け手が自分たち自身かどうかが違う。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問50(IPA)
スクラムのスプリントにおいて、(1)〜(3)のプラクティスを採用して開発を行い、スプリントレビューの後にKPT手法でスプリントレトロスペクティブを行った。“KP…
正解:次のスプリントからは、スタンドアップミーティングにタイムキーパーを置き、終了5分前を知らせるようにする。
要点:KPTのTは次に試す改善策を挙げる欄
KPTはKeep(今後も続けること)、Problem(問題点)、Try(次に試すこと)の3つで振り返る手法です。Tには、明らかになった問題を踏まえて次のスプリントで新たに実施する改善策を挙げます。タイムキーパーを置くという具体的な改善案がこれに当たります。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。