SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは?えすおーえー
SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは、業務システムの機能を、利用者や業務から見て意味のある単位「サービス」に分割し、標準的なインタフェースで公開して組み合わせる設計思想。業務プロセスの変更に応じてサービスを組み替えられ、他システムからも再利用できる。分割の粒度を業務単位に置く点が、技術都合で切るモジュール分割と異なる。
最終更新:2026-10-06
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業務ごとに個別システムを作り続けると、同じ与信チェックが何本も重複実装され、業務のつなぎ目ごとに専用の連携プログラムが要る。機能を業務単位で切り出して共通の窓口から呼べるようにすれば、つなぎ替えは組合せの変更だけで済む——これがSOAの狙いである。近年のマイクロサービスは同じ発想を、実行基盤とデプロイの独立性まで広げたものと位置づけられる。
具体例
「在庫確認」「与信チェック」「決済処理」をそれぞれ独立したサービスとして公開し、Web受注・店頭端末・コールセンターの各システムが必要なものだけを呼び出す。Amazonが社内機能をすべてAPI経由でしか呼べない方針にした事例は、この考え方を組織ぐるみで徹底した例として知られる。
試験での引っ掛け
業務プロセスを1つのパッケージへ統合して全体最適を図るERPや、PDCAで業務プロセス自体を改善するBPMとは目的も対象も異なる点が問われる。またSOAは粒度の思想であって、SOAPやESBといった特定の実装技術と同一視しない。マイクロサービスとの違いは、配置と運用の独立性の度合いにある。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)
SOAの説明はどれか。
正解:利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
要点:SOAは機能をサービス単位に分け組合せで構成する
SOA(Service Oriented Architecture)は、業務システムの機能を利用者から見て意味のある単位の「サービス」として独立させ、それらを組み合わせてシステムを構成する考え方です。サービスは標準的なインタフェースで公開されるため、業務プロセスの変更に合わせて組み替えたり、他システムと連携させたりしやすくなります。ERPやフィット&ギャップ分析とは目的も対象も異なります。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)
SOAを説明したものはどれか。
正解:ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を,ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
要点:SOAは業務機能をサービス部品として組み合わせる考え方
SOA(Service Oriented Architecture)は、業務機能を独立した「サービス」という部品として実装し、それらを組み合わせてシステムを構成する設計思想である。業務の変化に応じてサービスを組み替えられるため、柔軟性が高い。
出典:令和2年度 10月試験 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)
SOAの説明はどれか。
正解:利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
要点:SOAは業務機能を独立サービス化して組み合わせる
SOA(Service Oriented Architecture)は、業務上の機能を独立した「サービス」という部品に分け、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方である。部品の単位が業務機能と対応するため、業務プロセスの変更への追従や他システムとの連携が容易になる。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問62(IPA)
SOAの説明はどれか。
正解:利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
要点:SOAは業務機能をサービス部品化して組み合わせる
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務上の機能を利用者から見た意味のある単位(サービス)として部品化し、それらを組み合わせてシステムを構成する考え方である。業務プロセスとサービスが対応付けやすくなるため、業務の変更に応じた組替えや、他システムとの連携がしやすくなる。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)
SOAを説明したものはどれか。
正解:ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
要点:SOAは業務機能をサービス部品として組み合わせる設計
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務上の機能を独立した「サービス」という部品として実装し、それらを組み合わせてシステムを構築する設計思想である。サービスは標準的なインタフェースで呼び出せるため再利用しやすく、業務プロセスの変更にも組替えで対応しやすい。
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 1. 情報システム戦略 > (2) エンタープライズアーキテクチャに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。