DRMとは?でぃーあーるえむ
DRMとは、コンテンツを暗号化して配布し、ライセンスサーバが発行する鍵と利用条件(再生期限・回数・複製や印刷の可否・対応機器)によって、利用のたびに可否を判定する仕組み。配布物そのものを守るのではなく鍵と権限の管理側に統制点を置くため、複製されたあとでも制御を効かせられる。
最終更新:2026-10-06
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デジタルデータは劣化なく何度でも複製でき、いったん手を離れた複製物には権利者の意思が届かない。かといって複製を物理的に不可能にすれば、利用者が自分の複数の機器で使うことまで妨げてしまう。DRMはこの対立を「複製は許すが、利用のたびに鍵の取得と条件の判定を挟む」という形で調停する設計であり、暗号技術を機密性ではなく権利管理に用いる代表例として問われる。
具体例
Microsoft Purview Information Protectionは社内文書に権限を付与でき、退職などでアカウントを無効化すると、すでに手元へ複製されたファイルも開けなくなる。閲覧は許すが印刷と転送は禁じる、期限を過ぎたら開けなくするといった条件を、配布後に変更することもできる。
試験での引っ掛け
再生には最終的に平文が必要なので、画面を別のカメラで撮る・音声を録るといったアナログホールは原理的に塞げず、再生機器側の耐タンパ性が破られれば鍵も抜ける。完全な防止策ではなく抑止と追跡の手段と位置づける。単なる暗号化(機密性の確保)と、利用条件まで課すDRM(権利の管理)の区別も問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)解説で登場
エンタープライズアーキテクチャの参照モデルのうち、BRM(Business Reference Model)として提供されるものはどれか。
正解:参照モデルの中で最も業務に近い階層として提供される、業務分類に従った業務体系及びシステム体系と各種業務モデル
要点:BRMは業務分類に基づく業務体系・システム体系を示す最上位の参照モデル
エンタープライズアーキテクチャの参照モデルは、業務体系のBRM、データ体系のDRM、適用処理・サービス体系のSRM、技術体系のTRMの4層で構成される。BRMは最も業務寄りの層で、政府や組織の業務を分類・体系化した業務体系とシステム体系、および各種の業務モデルを提供する。よってウが正解。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 2. 知的財産適用管理 > (4) 技術的保護に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。