応用情報暗記無料で始める

製造物責任法(PL法)・消費者契約法とは?せいぞうぶつせきにんほう・しょうひしゃけいやくほう

PL法は、製造物の欠陥によって生命・身体・財産に損害が生じたとき、製造業者の過失を問わずに賠償責任を負わせる法律である。消費者契約法は、事業者と消費者の情報量・交渉力の差を前提に、不実告知や不退去などの不当な勧誘で結ばれた契約を消費者側から取り消せるとする。責任の根拠を、前者は物の欠陥に、後者は契約の結び方に置く。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

別名:PL法、Product Liability、製造物責任法・消費者契約法、製造物責任法、消費者契約法

この語が出る過去問を解く →

背景

製造物の事故で、被害者が工場の製造工程や設計判断の過失まで立証するのは事実上不可能である。従来の民法の不法行為責任では、証拠を持たない側に立証責任が残るため救済が届かなかった。この不均衡を、責任の根拠を「過失」から「欠陥」へ移すことで解消したのがPL法で、応用情報では組込みソフトウェアの不具合が製造物の欠陥に当たるかという形で問われる。

具体例

シラバスは「欠陥があるプログラムを組み込んだハードウェアの使用による損害」を適用場面として挙げており、給湯器やゲーム機のように制御プログラムを内蔵した機器が対象になる。消費者契約法の側は消費者庁が所管し、全国の消費生活センターに集まる相談が、取消しの根拠となる不当勧誘の類型を追加する改正の材料になっている。

試験での引っ掛け

守る対象と着眼点が交差する。PL法は物の欠陥に着目した無過失責任で、被害者が消費者でなくても使える一方、対象は製造・加工された動産に限られ、ソフトウェア単体・不動産・サービスは外れる。消費者契約法は契約の締結過程に着目した取消権で、当事者の一方が消費者である契約にしか働かず、事業者間の取引には適用されない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では4回出題(2016年度〜2022年度)
  • 分野:ストラテジ系
  • 守る対象と着眼点が交差する。