ベン図とは?
ベン図とは、集合同士の関係(和集合・積集合・差集合など)を円の重なりで視覚的に表した図。論理演算やデータの絞り込み条件を図で整理するときに使われる。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2021年度)。
べんず
ベン図の意味
集合同士の関係(和集合・積集合・差集合など)を円の重なりで視覚的に表した図。論理演算やデータの絞り込み条件を図で整理するときに使われる。
ベン図の具体例
「英語が得意な生徒」と「数学が得意な生徒」の円を重ねて描くと、重なった部分が「両方得意な生徒」(積集合)、円全体を合わせた部分が「どちらか得意な生徒」(和集合)にあたる。
ベン図は試験でどう引っ掛けられる?
「AかつB」は円が重なった部分=積集合、「AまたはB」は両方を合わせた和集合。検索条件でANDとORを逆にすると、絞り込むつもりが広げる結果になる。否定(〜でない)が混ざる図の読み取りも要注意。
ベン図と関連する用語
ベン図が出た過去問
任意のオペランドに対するブール演算Aの結果とブール演算Bの結果が互いに否定の関係にあるとき,AはBの(又は,BはAの)相補演算であるという。排他的論理和の相補演…
正解:ア:等価演算(ベン図:2円の重なり部分と,2円の外側が灰色。各円の重ならない部分は白=XNOR)
要点:排他的論理和の否定は等価演算(XNOR)である。
排他的論理和(XOR)は2入力が異なるとき真になる演算で、その否定(相補演算)は2入力が一致するとき真になる演算、すなわち等価演算(XNOR)である。ベン図では、2つの円の重なり部分と、どちらの円にも属さない外側の領域の両方が塗られる形になる。真理値表で全4通りの入力についてXORの出力を反転させると、等価演算の出力と一致する。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問1(IPA)全体集合S内に異なる部分集合AとBがあるとき、A(バー)∩B(バー)に等しいものはどれか。ここで、A∪BはAとBの和集合、A∩BはAとBの積集合、A(バー)はS…
正解:A(バー)-B
要点:補集合の積はド・モルガンで和集合の補集合になる
ド・モルガンの法則より、Aの補集合とBの補集合の積集合は、A∪Bの補集合、すなわちS-(A∪B)と等しくなります。一方、差集合A-BはA∩B(バー)と書き換えられるので、Ā-B は Ā∩B̄ そのものです。ベン図で「AにもBにも属さない領域」を塗ると確認できます。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問2(IPA)任意のオペランドに対するブール演算Aの結果とブール演算Bの結果が互いに否定の関係にあるとき、AはBの(又は、BはAの)相補演算であるという。排他的論理和の相補演…
正解:等価演算
要点:排他的論理和の否定は等価演算(XNOR)
排他的論理和XORは2入力が異なるとき真になる演算で、その否定は「2入力が一致するとき真」となる。これはまさに等価演算(同値、XNOR)である。ベン図では、XORが2つの円の重ならない部分であるのに対し、その相補演算は重なる部分と両円の外側を合わせた領域になる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。