フォロー・ザ・サンとは?ふぉろー・ざ・さん
フォロー・ザ・サンとは、時差のある複数拠点にサービスデスクを分散配置し、各拠点の日中勤務をリレーすることで24時間365日の対応を成立させる構成。ある拠点の終業時刻に次の拠点が始業するよう地球を一周させる。ITILではローカル、中央(集中)、バーチャルと並ぶサービスデスクの組織構造の1つとして挙げられる。
最終更新:2026-10-06
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24時間の受付を1拠点で作ると夜勤が必須になり、要員の確保と定着、深夜帯の対応品質の維持が難しい。人を夜に合わせるのではなく、業務のほうを昼のある場所へ渡すという発想の転換が、多国籍に拠点を持つ企業で成立した。裏を返せば拠点が地理的に偏っていれば採れない方式で、引継ぎ時の情報の欠落をどう防ぐかという新しい課題も生む。
具体例
日本・欧州・北米にサービスデスクを置き、各拠点の日中時間帯を接続すれば、どの時刻でもどこかの拠点が日中勤務のまま対応できる。成立には記録システムと知識ベースを全拠点で共有し、引継ぎのたびに対応中の案件の状態が読み取れることが前提になる。
試験での引っ掛け
「24時間対応=フォロー・ザ・サン」ではない。1拠点で夜勤を含む交代制を組んでも24時間対応にはなる。この方式の要点は、時差のある拠点へ引き継ぐことで各拠点は日中勤務のまま24時間をつなぐところにあり、夜勤を前提とする中央サービスデスクとはそこで区別される。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)
ITILにおけるサービスデスクを配置する方法の一つである“フォロー・ザ・サン”の説明はどれか。
正解:地理的に分散した二つ以上のサービスデスクを組み合わせて,24時間体制でサービスを提供する。
要点:フォロー・ザ・サンは時差のある拠点で24時間体制を作る
フォロー・ザ・サンは、時差のある複数の拠点にサービスデスクを置き、各拠点の日中帯で順に対応を引き継いでいく方式である。どの拠点も夜勤を組まずに24時間体制を実現できる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)
ITIL 2011 editionに示されるサービスデスク組織の構造とその特徴のうち,“フォロー・ザ・サン”の説明として,最も適切なものはどれか。
正解:時差がある分散拠点にサービスデスクを配置し,各サービスデスクが連携してサービスを提供することによって,24時間対応のサービスが提供できる。
要点:フォロー・ザ・サンは時差拠点の連携で24時間対応を実現する。
フォロー・ザ・サンは、時差のある複数の拠点にサービスデスクを置き、各拠点が自分の昼の時間帯を担当してバトンをつなぐ運用形態である。どの拠点でも夜勤を組まずに、全体として24時間365日の対応を実現できる。太陽を追いかけるように担当が移っていくことから、この名で呼ばれる。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 4. サービスの運用 > (3) サービスデスクに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。