N+1構成・2N構成とは?
N+1構成・2N構成とは、設備の冗長化方式の呼び方。必要台数Nに予備を1台足すのがN+1、系統ごと二重に持つのが2Nである。2Nは片系統の全損に耐えられるが費用は倍近くになる。試験では要求される可用性と投資額の釣り合いをどう判断するかが問われる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2022年度)。
えぬぷらすいちこうせいにえぬこうせい
N+1構成・2N構成の意味
設備の冗長化方式の呼び方。必要台数Nに予備を1台足すのがN+1、系統ごと二重に持つのが2Nである。2Nは片系統の全損に耐えられるが費用は倍近くになる。試験では要求される可用性と投資額の釣り合いをどう判断するかが問われる。
N+1構成・2N構成の具体例
冷却に必要な空調機が4台なら、N+1では5台を設置して1台故障や保守中でも冷房能力を維持する。一方、受電から分電盤までを完全に二重化した2N構成なら、片方の系統を停電させたまま無停止で年次点検を行える。
N+1構成・2N構成は試験でどう引っ掛けられる?
N+1は「1台の故障」には耐えるが、同時に2台が止まると能力不足になる。また保守で1台を止めている間は実質N構成となり冗長性が消える点を見落としやすい。2Nでも上流の受電が1系統なら単一障害点は残る。
N+1構成・2N構成と関連する用語
N+1構成・2N構成が出た過去問
JDCC(日本データセンター協会)が制定する“データセンターファシリティスタンダード”において、UPS設備の冗長性に関するティア基準がある。ティア3に該当する構…
正解:N+1
要点:ティア3はN+1、1台停止しても容量を維持できる冗長構成
N+1構成は、必要台数Nに予備を1台加えた冗長構成で、1台を保守などで停止させても残りのN台で必要容量をまかなえる。ティア3が求める「一部設備の一時停止時にもサービスを継続できる」水準はこのN+1に相当する。2Nは系統ごと二重化するより上位の水準である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問14(IPA)JDCC(日本データセンター協会)が制定する“データセンターファシリティスタンダード”において、UPS設備の冗長性に関するティア基準がある。ティア3に該当する構…
正解:N+1
要点:ティア3=N+1。1台止めても所要能力を維持できる冗長構成
ティア3は、機器の保守などで一部設備を止めても稼働を継続できる冗長性を求める水準で、必要台数Nに予備1台を加えたN+1構成が該当する。1台を停止しても残りN台で所要能力を満たせるため、計画停止に耐えられる。2Nは系統ごと二重化するより上位のティア4相当、Nは冗長性のない構成である。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。