フェールバック(切戻し)とは?ふぇーるばっく
フェールバック(切戻し)とは、待機拠点で動かしていた業務を、復旧した本番拠点へ戻す作業。切替中に待機側で発生した更新を本番側へ反映してから戻す必要があるため、切替よりも手順が複雑になる。サービス継続計画に、切戻しの手順と実施の判断基準まで書かれているかが問われる。
最終更新:2026-10-06
ITサービスマネージャを最短で暗記・合格する →背景
切替は非常時の措置なので多少の乱暴さが許されるが、切戻しは平常への復帰であり、失敗すればせっかく守ったデータを壊す。しかも業務が動いている最中の計画作業として行う。この非対称性のために、切替だけを訓練して切戻しは机上のまま、という状態が生まれやすい。規格でも継続計画の試験とレビューが要求事項として置かれている。
具体例
停電で副拠点へ切り替えて3日運用した後、主拠点の復電と機器点検を待ち、差分データを逆方向に複製してから日曜深夜に戻す。二重更新を防ぐため、どちらの系でも受け付けない停止時間を30分確保し、その間の受注は紙で受ける手順を決めておく。
試験での引っ掛け
切替(フェールオーバ)の訓練だけを行い、切戻しを訓練していない例が多い。切戻しはデータの逆方向反映を伴うぶん難しく、計画外の停止を生む。訓練は切替と切戻しを一組で評価する。復電と同時に自動で戻す設定も、原因が残っていれば再障害を招く。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。