フェールバック(切戻し)とは?
フェールバック(切戻し)とは、待機拠点で稼働させていた業務を、復旧した本番拠点へ戻す作業。切替時に待機側で発生した更新データを本番側へ反映してから戻す必要があり、切戻しの手順と実施タイミングを計画に含めているかが問われる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
ふぇーるばっく
フェールバック(切戻し)の意味
待機拠点で稼働させていた業務を、復旧した本番拠点へ戻す作業。切替時に待機側で発生した更新データを本番側へ反映してから戻す必要があり、切戻しの手順と実施タイミングを計画に含めているかが問われる。
フェールバック(切戻し)の具体例
停電で副拠点へ切り替えて3日間運用した後、主拠点の復電を待って差分データを逆方向に複製し、業務閑散時の日曜深夜に切り戻す。切戻し中の二重更新を防ぐため、両系を同時に受け付けない停止時間を30分確保する。
フェールバック(切戻し)は試験でどう引っ掛けられる?
切替(フェールオーバ)の訓練だけを行い、切戻しを訓練していない例が多い。切戻しはデータの逆方向反映を伴うぶん切替より難しく、計画外の停止時間を生む。訓練は切替と切戻しを一組で評価する。
フェールバック(切戻し)と関連する用語
フェールバック(切戻し)が出た過去問
ITサービスマネジメントの変更管理の要求事項に基づいて策定する変更管理規程に記載する規則のうち、適切なものはどれか。
正解:緊急を要する情報セキュリティパッチの適用は、通常変更及び標準変更とは異なる緊急変更の手順を利用する。
要点:変更は通常・標準・緊急に分類し手順を使い分ける
変更管理では、変更を通常変更・標準変更・緊急変更に分類し、それぞれ別の手順を定めるのが基本である。緊急のセキュリティパッチ適用のように待てない変更には、通常の承認フローを簡略化した緊急変更の手順を用意しておく。CMDBの更新は展開後に実施し、失敗時の切戻しはあらかじめ変更計画に含めておくのが適切である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)JIS Q 20000-2:2013(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば、ITサービスマネジメントの変更管理の要求事項に基づいて策定する変更管理…
正解:重大なインシデントを解決するために早急な変更の実施が望まれるときは、緊急変更の手順を利用する。
要点:急を要する変更には緊急変更の手順を用意しておく
変更管理では変更を通常変更・標準変更・緊急変更に分類し、それぞれ別の手順を定める。重大なインシデントの解決のように待てない変更には、通常の承認フローを簡略化した緊急変更の手順を用いるのが適切である。CMDBは展開結果を反映して更新し、失敗時の切戻し手順は変更計画にあらかじめ含めておく。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。