CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストとは?
CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストとは、総務省・経済産業省が共同で運営する暗号技術評価プロジェクト、およびそこで安全性が確認され推奨された暗号アルゴリズムの一覧。政府機関の情報システムで利用する暗号方式の選定基準となる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
クリプトレック
CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストの意味
総務省・経済産業省が共同で運営する暗号技術評価プロジェクト、およびそこで安全性が確認され推奨された暗号アルゴリズムの一覧。政府機関の情報システムで利用する暗号方式の選定基準となる。
CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストの具体例
AESやRSA-2048、SHA-256などがCRYPTRECの推奨リストに掲載されており、公共システムの調達時にはこのリストへの準拠が求められることがある。
CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストは試験でどう引っ掛けられる?
リストは固定ではなく、危殆化の進行に応じて改訂される。「一度掲載された暗号は恒久的に安全」ではない。またCRYPTRECが評価するのは暗号アルゴリズムであり、製品や実装の安全性を認証する制度ではない点も境界になる。
CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストと関連する用語
CRYPTREC・電子政府推奨暗号リストが出た過去問
JPCERT/CCの説明はどれか。
正解:特定の政府機関や企業から独立した組織であり、国内のコンピュータセキュリティインシデントに関する報告の受付、対応の支援、発生状況の把握、手口の分析、再発防止策の検討や助言を行っている。
要点:JPCERT/CCは中立の立場でインシデント対応を調整する
JPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)は、特定の政府機関や企業に属さない中立的な立場で活動する一般社団法人で、国内のセキュリティインシデント報告を受け付け、関係者間の調整や再発防止の助言を行う。国内のCSIRTを束ねる調整役(コーディネーションセンター)である点が名称にも表れている。政府の司令塔であるNISCや、暗号評価を行うCRYPTRECとは役割が異なる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問3(IPA)CRYPTRECの役割として,適切なものはどれか。
正解:電子政府での利用を推奨する暗号技術の安全性を評価,監視する。
要点:CRYPTRECは電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視する
CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees)は、電子政府で利用を推奨する暗号技術を評価・選定し、その安全性を継続的に監視する国のプロジェクトである。成果は電子政府推奨暗号リストとして公表されている。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問4(IPA)CRYPTRECの役割として、適切なものはどれか。
正解:電子政府での利用を推奨する暗号技術の安全性を評価、監視する。
要点:CRYPTRECは電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視する
CRYPTRECは、電子政府で利用を推奨する暗号技術を評価し、その安全性を継続的に監視する国のプロジェクトである。評価結果は電子政府推奨暗号リストとして公表され、危殆化の兆候があれば運用監視暗号リストへの移動などの見直しが行われる。暗号の輸出審査や製品認証、攻撃監視といった業務は担っていない。
出典:令和1年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問3(IPA)CRYPTRECの役割として、適切なものはどれか。
正解:電子政府での利用を推奨する暗号技術の安全性を評価、監視する。
要点:CRYPTRECは電子政府推奨暗号を評価・監視する
CRYPTRECは電子政府における調達で利用を推奨する暗号技術を評価し、その安全性を継続的に監視する国のプロジェクトである。暗号アルゴリズムは計算機性能の向上や解読手法の進展で徐々に危殆化するため、一度選定して終わりではなく監視を続ける点が要点となる。成果は電子政府推奨暗号リストとして公表される。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。