NISCとは?
NISCとは、サイバーセキュリティ基本法に基づき内閣官房に置かれた、国のサイバーセキュリティ政策の司令塔。政府機関で共通して用いる統一基準を定め、重要インフラ事業者との連携や、国全体の戦略の立案・評価を担う。民間への注意喚起も行う。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2022年度)。
にすく
NISCの意味
サイバーセキュリティ基本法に基づき内閣官房に置かれた、国のサイバーセキュリティ政策の司令塔。政府機関で共通して用いる統一基準を定め、重要インフラ事業者との連携や、国全体の戦略の立案・評価を担う。民間への注意喚起も行う。
NISCの具体例
大型連休前にNISCから「長期休暇に備えた注意喚起」が公表されたのを受け、情報システム部門が社内へ展開した。休暇前のパッチ適用、緊急連絡網の確認、不要な機器の電源停止をチェックリスト化し、各部門の管理者へ実施を依頼した。
NISCは試験でどう引っ掛けられる?
インシデントの届出を受け付けて技術的な調整を行うJPCERT/CCや、届出制度と情報提供を担うIPAとは役割が異なる。NISCは政策と戦略、政府機関の基準づくりを担う立場であり、実務窓口ではない点を区別する。
NISCと関連する用語
NISCが出た過去問
JPCERT/CCの説明はどれか。
正解:特定の政府機関や企業から独立した組織であり、国内のコンピュータセキュリティインシデントに関する報告の受付、対応の支援、発生状況の把握、手口の分析、再発防止策の検討や助言を行っている。
要点:JPCERT/CCは中立の立場でインシデント対応を調整する
JPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)は、特定の政府機関や企業に属さない中立的な立場で活動する一般社団法人で、国内のセキュリティインシデント報告を受け付け、関係者間の調整や再発防止の助言を行う。国内のCSIRTを束ねる調整役(コーディネーションセンター)である点が名称にも表れている。政府の司令塔であるNISCや、暗号評価を行うCRYPTRECとは役割が異なる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問3(IPA)サイバーセキュリティ基本法に基づき、内閣にサイバーセキュリティ戦略本部が設置されたのと同時に、内閣官房に設置された組織はどれか。
正解:NISC
要点:NISCは内閣官房に置かれた政府のセキュリティ司令塔
サイバーセキュリティ基本法により内閣にサイバーセキュリティ戦略本部が置かれ、その事務局機能を担う組織として内閣官房に内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が設置された。政府機関全体のセキュリティ戦略の立案と統一基準の策定、各府省庁の監査などを担う。他の選択肢はいずれも政府外の独立行政法人や社団法人である。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。